磁束密度の高い方向性けい素鋼板の製造方法並びに脱炭焼鈍方法及び脱炭焼鈍設備

Inventor： , , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：杉村暁秀 (外5名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995194861
Publication number (International publication number)：1997041043
Application date： Jul. 31, 1995
Publication date： Feb. 10, 1997
Summary：

【要約】【課題】方向性けい素鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍に工夫を加えることにより、工業的生産において問題となる製品の磁束密度の劣化を有利に解決し、安定して高磁束密度の材料を得る。【解決手段】以下の?@〜?Bの結合。?@ 最終冷間圧延前の鋼板表面に、酸素目付量に換算して0.05〜0.70g/m2(両面)の酸化物を存在させる。?A 最終冷間圧延後、脱炭焼鈍前に洗滌処理として脱脂処理を行う。?B 脱炭焼鈍の際、均熱温度を800 〜900 °Cとし、この均熱時及び均熱に至る加熱時における雰囲気中の酸素ポテンシャルP(H2O) /P(H2)を0.30〜0.50でかつ連続焼鈍炉の炉長方向にて0.05以内の変動量とし、焼鈍時間を少なくとも鋼板の残留C量が20wtppm 以下となる時間とする。

Claim (excerpt)：

C:0.020 〜0.10wt%、Si:1.0 〜5.0 wt%及びMn:0.05〜2.5 wt%を含み、かつインヒビター成分としてAl,S,Se及びSbのうちから選ばれる1種又は2種以上を0.005 〜0.06wt%含有する方向性けい素鋼板用熱延コイルに、1回又は中間焼鈍を挟む複数回の冷間圧延を施して最終板厚とした後、脱炭焼鈍をし、次いで焼鈍分離剤を鋼板表面に塗布してから最終仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性けい素鋼板の製造方法において、?@ 最終冷間圧延前の鋼板表面に、酸素目付量に換算して0.05〜0.70g/m2(両面)の酸化物を存在させること、?A 最終冷間圧延後、脱炭焼鈍前に洗滌処理として脱脂処理を行うこと、並びに?B 脱炭焼鈍の際、均熱温度を800 〜900 °Cとし、この均熱時及び均熱に至る加熱時における雰囲気中の酸素ポテンシャルP(H2O) /P(H2)を0.30〜0.50でかつ連続焼鈍炉の炉長方向にて0.05以内の変動量とし、焼鈍時間を少なくとも鋼板の残留C量が20wtppm 以下となる時間とすることを特徴とする磁束密度の高い方向性けい素鋼板の製造方法。

IPC (3)：

C21D 9/46 501 , C21D 8/12 , H01F 1/16

FI (3)：

C21D 9/46 501 B , C21D 8/12 B , H01F 1/16 B

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (5)

方向性電磁鋼板の連続脱炭焼鈍方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-323148 Applicant：新日本製鐵株式会社
方向性けい素鋼板の製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-127041 Applicant：川崎製鉄株式会社
方向性けい素鋼板の製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-127039 Applicant：川崎製鉄株式会社

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Cited by examiner (5)

方向性電磁鋼板の連続脱炭焼鈍方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-323148 Applicant：新日本製鐵株式会社
方向性けい素鋼板の製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-127041 Applicant：川崎製鉄株式会社
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Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-127039 Applicant：川崎製鉄株式会社

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