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J-GLOBAL ID:200903001289178572

極細マルチフィラメント糸の溶融紡糸方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 純博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993253044
Publication number (International publication number):1995109614
Application date: Oct. 08, 1993
Publication date: Apr. 25, 1995
Summary:
【要約】【目的】 紡出糸条群を良好に冷却固化し、糸切れや繊度斑のない極細マルチフィラメント糸の溶融紡糸方法及びその装置を提供する。【構成】 4錘取りの紡糸装置に適用するためのものであり、冷却制御手段(4)は、5枚の仕切り板(9)と3枚の随伴気流制御板(10A 〜10C )とから構成されている。また、上記の随伴気流制御板(10A 〜10C )には、図2の上から下の方向に紡出糸条群(Y)が貫通して走行可能な開口部(11)が設けられている。ここで、図2の最上端に設けられた随伴気流制御板(10A 〜10C )は、冷却風吹き出し装置(5)から吹き出された冷却風が、徐冷手段(3)によって雰囲気温度が制御される領域に流入して、該雰囲気温度を乱すことを抑止する役割も果たす。
Claim (excerpt):
紡出糸条群を横切る方向に流れる冷却風により該紡出糸条群を冷却固化してから、該紡出糸条を引き取り、引取り後の単糸繊度が10デニール以下、フィラメント数が90本以上のマルチフィラメントからなる多錘の極細マルチフィラメント糸群を得る溶融紡糸方法において、少なくとも、下記のa〜dの要件を同時に満足する条件下に、溶融紡糸することを特徴とする極細マルチフィラメント糸の溶融紡糸方法。a.紡出糸条群の走行方向に沿って、100mm以上に亘って、各錘毎に仕切ること。b.冷却風を該紡出糸条群を横切り、かつ、仕切り方向に沿って流すこと。c.前記の仕切られた領域において、紡出糸条群が走行する方向に沿った紡出糸条群の中心軸に対して、実質的に垂直な面で、紡出糸条群の走行方向に沿って間隔をおいて、少なくとも2箇所以上で随伴気流の制御を行うこと。
IPC (2):
D01D 5/092 103 ,  D01D 5/084

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