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J-GLOBAL ID:200903001342100831
塩害環境での耐久性に優れた自動車用燃料タンクあるいは燃料パイプ
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
松本 悦一
, 椎名 彊
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005180026
Publication number (International publication number):2007000680
Application date: Jun. 21, 2005
Publication date: Jan. 11, 2007
Summary:
【課題】塩害耐食性に優れた燃料系部品を高効率で製造し塩害環境下で15年防錆を達成し得る耐久性に優れたステンレス鋼製の燃料タンクあるいは燃料パイプを提供する。【解決手段】塩害環境に曝される表面に隙間構造部を有し、質量%で、Cr:9.0〜25.0%を含有する鋼板または鋼管を素材として成型した燃料タンクもしくは燃料パイプの当該隙間構造部の隙間内最奥部を起点として少なくとも3cm距離までの領域に対して、Znの金属粉末とバインダー成分から成り、質量%で金属含有量が70%以上となる膜をスプレー塗装法によって20μm以上の厚さで形成させ、さらに高密着性の樹脂塗膜を前記隙間構造部の隙間内最奥部を起点として3cm距離から少なくとも6cm距離までの領域、あるいは前記隙間構造部の隙間内最奥部を起点として少なくとも6cm距離までの領域、あるいは塩害環境に曝される表面全体に対してスプレー塗装法によって形成させる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
質量%で、Cr:9.0〜25.0%を含有する鋼板または鋼管を素材として成型した燃料タンクもしくは燃料パイプであって、塩害環境に曝される表面に隙間構造部を有し、当該隙間構造部の隙間内最奥部を起点として少なくとも30mm距離までの領域に対して、不可避的不純物を除く実質的成分がZnから成る平均粒径1〜10μmの金属粉末とバインダー成分から成り、質量%で金属含有量が70%以上となる膜をスプレー塗装法によって20μm以上の厚さで形成させ、さらに5%NaCl、60°Cの温塩水に10日間浸漬後1Hr以内に実施する碁盤目テープ剥離試験で剥離が生じない樹脂塗膜を前記隙間構造部の隙間内最奥部を起点として30mm距離から少なくとも60mm距離までの領域に対してスプレー塗装法によって形成させたことを特徴とする塩害環境での耐久性に優れた自動車用燃料タンクあるいは燃料パイプ。
IPC (2):
FI (2):
F-Term (22):
3D038CA06
, 3D038CB01
, 3D038CC17
, 3D038CC19
, 4D075AA01
, 4D075AA82
, 4D075AE02
, 4D075CA13
, 4D075CA14
, 4D075CA33
, 4D075DA15
, 4D075DA19
, 4D075DA23
, 4D075DB04
, 4D075DC13
, 4D075EB33
, 4D075EB43
, 4D075EB47
, 4D075EC10
, 4D075EC11
, 4D075EC53
, 4D075EC54
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
Cited by examiner (4)