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J-GLOBAL ID:200903001386914828

非焼成色鉛筆芯とその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤本 博光 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993273627
Publication number (International publication number):1995126568
Application date: Nov. 01, 1993
Publication date: May. 16, 1995
Summary:
【要約】【構成】 非焼成色鉛筆芯の製造において、体質材、顔料、結合材等の配合組成物の調合時にワックス類を調合せず、その一部又は全部がN-アシル塩基性アミノ酸及び/又はN-アシル酸性アミノ酸高級脂肪酸エステルで表面改質された体質材と顔料とを添加配合し、水溶性結合材、水とともに混練、押出成形した後に、水を乾燥除去し、N-アシル塩基性アミノ酸等が濡れにくいことに起因した開気孔を形成させ、この多孔体に油脂類及び/又はワックス類を含浸する。【効果】 当初に油脂類、ワックス類を含浸しないことで、乾燥時にブリードが起こらないので、高温短時間の乾燥が可能で製造コストの削減が可能である。格段に優れた曲げ強度、先端強度等の機械的強度及び滑らかな書き味と均一な描線とを有する非焼成色鉛筆芯が得られる。含浸油脂類、ワックス類を選択することにより、消しゴムで消去できない従来の色鉛筆芯と、消しゴムで容易に消去できる色鉛筆芯のいずれもが造り分けられる。
Claim (excerpt):
少なくとも顔料、体質材、水溶性結合材および顔料と体質材の合計量に対し、3〜40重量%のN-長鎖アシル塩基性アミノ酸及び/又はN-長鎖アシル酸性アミノ酸の高級脂肪酸エステルを含み、かつ開気孔を有し、該開気孔に油脂類及び/又はワックス類を乾燥後に含浸してなる非焼成色鉛筆芯。

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