Pat
J-GLOBAL ID:200903001520776704
ゴム相の体積分率が高められたエラストマー変性ポリマー組成物の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000114845
Publication number (International publication number):2000319341
Application date: Apr. 17, 2000
Publication date: Nov. 21, 2000
Summary:
【要約】【課題】 ゴム相体積、粒子寸法及び場合によってはゴム相に対するグラフトの度合いを制御するための新規の方法を提供し、かくして改善されたエラストマー変性ポリマー組成物を提供すること。【解決手段】 本発明は、少なくとも1種のスチレン系モノマーを、このスチレンモノマーの重量を基準として0.5〜15重量%の不飽和エラストマー及び20ppm〜1000ppm(重量基準)の下記一般式I〜IIIで表わされる1種以上の有機ペルオキシドの存在下で重合させることを含む、エラストマー変性ポリマー組成物の製造方法に関する。【化1】【化2】【化3】
Claim 1:
少なくとも1種のスチレン系モノマーを、このスチレンモノマーの重量を基準として0.5〜15重量%の不飽和エラストマー及び20ppm〜1000ppm(重量基準)の次の一般式I〜IIIで表わされる1種以上の有機ペルオキシドの存在下で重合させることを含む、エラストマー変性ポリマー組成物の製造方法:【化1】(ここで、xは0又は1であり、Rは5〜10個の炭素原子を有する非置換の又はヒドロキシ、アルコキシカルボニルオキシ若しくはアルキルカルボニルオキシ基で置換されたt-アルキル基、9〜13個の炭素原子を有するt-アルアルキル基或いは6〜12個の炭素原子を有するt-シクロアルキル基であり、yは1又は2であり、yが1である場合、R1は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、7〜14個の炭素原子を有するアルアルキル基、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル基又はフェニル基であり、このR1基は非置換であっても1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル又はアルコキシ基で置換されていてもよく、yが2である場合、R1は2〜12個の炭素原子を有するアルキル二価基、8〜14個の炭素原子を有するアルアルキル二価基、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル二価基又はフェニル二価基であり、これらの二価基は非置換であっても1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル又はアルコキシ基で置換されていてもよい);【化2】{ここで、Rは前記の通りであり、R2及びR3は、それぞれ1〜12個の炭素原子を有する非置換のアルキル基若しくはアルケニル基又は1〜12個の炭素原子を有し且つ1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル若しくはアルコキシ基で置換されたアルキル基若しくはアルケニル基であるか、或いはそれらが鎖状につながってそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜15個の炭素原子を有するシクロアルキル又はシクロアルケニル二価基(これらシクロアルキル又はシクロアルケニル二価基は非置換であっても1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル又はアルコキシ基で置換されていてもよい)を形成するかのいずれかである};【化3】(ここで、R4は8〜14個の炭素原子を有するビス-t-アルキル二価基又は7〜14個の炭素原子を有するビス-t-シクロアルキル二価基であり、これらの二価基は非置換であっても1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル又はアルコキシ基で置換されていてもよく、xは0又は1であり、R5は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、7〜14個の炭素原子を有するアルアルキル基、3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル基又はフェニル基であり、このR5基は非置換であっても1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル又はアルコキシ基で置換されていてもよい)。
IPC (5):
C08F291/02
, C08F 2/01
, C08F 2/02
, C08F 4/32
, C08F 6/26
FI (5):
C08F291/02
, C08F 2/01
, C08F 2/02
, C08F 4/32
, C08F 6/26
Return to Previous Page