Pat
J-GLOBAL ID:200903001597776456

燃料噴射装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 服部 雅紀
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995308904
Publication number (International publication number):1997151826
Application date: Nov. 28, 1995
Publication date: Jun. 10, 1997
Summary:
【要約】【課題】 制御圧力室の燃料圧力を調節する電磁弁の弁体の摺動性が良い燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 円筒状の圧力制御弁32の内壁33bによりインナバルブ34が摺動可能に案内され、インナバルブ34と圧力制御弁32の内壁とによって圧力バランス室35が区画形成されている。圧力バランス室35は、蓄圧室8からの高圧燃料が導入される制御圧力室42と連通している。圧力バランス室35を形成する部分の圧力制御弁32の外周壁32aとバルブボディ31との間には環状の低圧室36が設けられている。圧力制御弁32の弁座31cへの着座時、制御圧力室42の高圧燃料により圧力バランス室35は低圧室36に対して高圧となるため圧力制御弁32が径方向に膨張するが、低圧室36により外周壁32aとバルブボディ31との間には充分な隙間が確保されるため、この部分の油膜切れや異物の噛込みによる摺動不良が防止される。
Claim (excerpt):
内燃機関の各気筒ごとに設けられたインジェクタに蓄圧室で蓄圧した高圧燃料を供給し、前記インジェクタの噴射ノズルから各気筒の燃焼室に燃料を噴出する燃料噴射装置であって、噴射ノズルの噴孔に高圧燃料を供給可能な高圧燃料通路と前記噴孔とを断続する第1の弁部材と、前記第1の弁部材を前記噴孔遮断方向に付勢する第1の付勢手段と、前記第1の弁部材の反噴孔側に設けられ前記高圧燃料通路から供給される燃料圧力により前記第1の弁部材を前記噴孔遮断方向に付勢する制御圧力室と低圧燃料通路とを断続する電磁弁であって、軸方向両端に開口し前記制御圧力室と連通する圧力バランス室を設けた第2の弁部材、前記圧力バランス室を形成する第2の弁部材の内壁と摺動し前記圧力バランス室の反制御圧力室側の開口を封止する封止部材、前記第2の弁部材が着座することにより前記制御圧力室と前記低圧燃料通路との連通を遮断する弁座を形成するとともに前記第2の弁部材を往復移動可能に支持するバルブボディ、前記第2の弁部材を前記弁座への着座方向に付勢する第2の付勢手段、および、通電により前記第2の弁部材を前記弁座からの離座方向に駆動する電磁コイルからなる電磁弁と、を備え、前記第2の弁部材と前記バルブボディの内周壁との間には前記低圧燃料通路と連通し前記第2の弁部材により前記制御圧力室と断続される環状の低圧室が形成され、前記低圧室は前記第2の弁部材と前記弁座との着座位置から前記封止部材と前記第2の弁部材との摺動部の前記弁座側端部よりも前記第2の弁部材のリフト側まで延びていることを特徴とする燃料噴射装置。
FI (2):
F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 F

Return to Previous Page