Pat
J-GLOBAL ID:200903001717292199

フラップ式開閉の簡易水門

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995169164
Publication number (International publication number):1996326041
Application date: May. 31, 1995
Publication date: Dec. 10, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 扉体の開閉をフラップ式にし且つ、戸当りの高さをその河川または水路に従来の水門を設けた時の有効高(扉体高)と同じ高さとする。【構成】 適時に取り付けができるハンドル1を、軸2に接続する。ハンドル1から軸2に伝達された回転は、ウォームギア5により方向と力を変え、軸6に伝達される。ハンドル1の代わりにモーターなどの動力を使用してもよい。軸6を支持する軸受7、軸受8を設ける。軸6はプレート上にリブで補強した扉体9に接続しているのでハンドル1の回転により扉体9は開閉する。軸2とグレーチング3の間にはカムクラッチ4があり、扉体9は閉じた状態で水圧がかかっても開かない。
Claim (excerpt):
(イ)取り外しができるハンドル1をグレーチング3の上端より少し下にある軸2に接続する。軸2とグレーチング3との間にカムクラッチ4(市販品)を扉体9が閉まるときのみ働く様に取り付ける。(ロ)ハンドル1から軸2に伝達された回転は、ウォームギア5により方向と力を変え、軸6に伝達される。また、ハンドル1の代わりにモーターなどの動力によって軸2に回転を伝達してもよい。(ハ)軸6を支持する軸受7、軸受8を設ける。(ニ)軸6はプレート上にリブで補強した扉体9に接続しているのでハンドル1の回転により扉体9は開閉する。扉体9はカムクラッチ4によって、閉じた状態で水圧が働いても開かず水密を保つ。(ホ)ウォームギヤ5、軸受7、軸受8を支持する戸当り10を設ける。(ヘ)戸当り10については、その河川または水路の底から本発明の戸当り10上端にあるカバー12を含んだ高さh1を本水門の戸当り高と定義し、その河川または水路に従来の水門を設けたときの有効高(扉体高)と本発明の水門の戸当り高とを同じ高さとする。その結果、本発明の水門を設置し扉体を閉じた時に得られる最高水位は従来の水門の扉体を閉じた時に得られる最高水位と同じとなる。また、戸当り10は固定するために、両端と下端はコンクリートに埋められている。(ト)扉体9と戸当り10との水密を保つために、パッキン11を扉体9に装着する。(チ)本水門の戸当り高(有効高)を越える水位になる時、開閉装置(ウォームギア5、軸6、軸受7、8)が水に濡れない様にカバー12をもうける。以上の如く構成された、簡易水門。

Return to Previous Page