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J-GLOBAL ID：200903001736466580

新規リパーゼ及びその製造法

Inventor： 駒井 強 ,  川端 兆宏 ,  青木 桂子 ,  牛腸 忍 ,  水谷 信一
Applicant, Patent owner： 長谷川香料株式会社
Agent (1)： 小林 正明
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992325995
Publication number (International publication number)：1994141858
Application date： Nov. 11, 1992
Publication date： May. 24, 1994
Summary：

【要約】【目的】 ペニシリウム・クリソゲヌム Penicillium chrysogenum属に属する微生物の産生する低級脂肪酸トリグリセリドを選択的に加水分解する能力を有する3種の新規リパーゼ及びその製法を提供する。【構成】 ペニシリウム・クリソゲヌム属に属する微生物を該菌株が生育する培地で培養し、得られる培養物から菌体を分離し、限外ろ過、陰イオン交換樹脂分画及びゲルろ過を行いαβ型のリパーゼ活性を有するTypeI(MW20,000)、TypeII(MW31,000)及びTypeIII(MW34,000)のそれぞれ分子量の異なる3種の新規リパーゼを採取する。

Claim (excerpt)：

ペニシリウム・クリソゲヌム属(Penicillium chrysogenum)に属する微生物の産生する次の理化学的性質を有する新規リパーゼ(TypeI)。(1)酵素作用中性付近でトリグリセリドを加水分解して脂肪酸を分離するリパーゼ活性を有する。(2)基質特異性炭素数4〜10程度の低級脂肪酸トリグリセリド基質に特異的に作用する。(3)至適pH: pH4〜pH8(4)安定pH範囲: pH6〜pH8の範囲で安定である。(5)作用適温の範囲:20〜30°C(6)温度による失活の条件40°Cで失活が始まり60〜70°C、10分間の加熱により完全に失活する(7)位置特異性: αβ型のリパーゼ活性を有する。(8)阻害剤: HgCl2,モノヨード酢酸(9)活性化剤: Z-PCK,PCMB(10)分子量: 20,000

IPC (2)：

C12N 9/20 ,  C12R 1:82