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J-GLOBAL ID:200903001804981057

アクリル系炭素繊維およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992019219
Publication number (International publication number):1993214614
Application date: Feb. 04, 1992
Publication date: Aug. 24, 1993
Summary:
【要約】【構成】広角X線回折により求めた炭素網面の結晶サイズLcが15〜75オングストロームであり、ループ法による単繊維圧縮強度σcf (GPa)がσcf≧10.78-0.1176×Lcを満たすアクリル系炭素繊維において、繊維中心部に対して結晶性が同等もしくは高い表層部を有することを特徴とするアクリル系炭素繊維。引張強度2GPa以上のアクリル系炭素繊維に照射エネルギー100keV〜10 MeV、照射量300Mrad以上の放射線を照射することを特徴とする炭素繊維の製造方法。【効果】従来技術では得られなかった高圧縮強度を有する高性能アクリル系炭素繊維が効率よく得られ、結晶サイズLcが大きい領域(弾性率の高い黒鉛化糸の領域)においても単繊維圧縮強度レベルが約7GPaと弾性率240GPa前後の炭化糸並の圧縮強度を付与することが可能となり、弾性率および圧縮強度のいずれもが高い炭素繊維を工業的に生産する方法を提供できる。
Claim (excerpt):
広角X線回折により求めた炭素網面の結晶サイズLcが15〜75オングストロームであり、ループ法による単繊維圧縮強度σcf(GPa)がσcf≧10.78-0.1176×Lcを満たすアクリル系炭素繊維において、繊維中心部に対して結晶性が同等もしくは高い表層部を有することを特徴とするアクリル系炭素繊維。
IPC (4):
D01F 9/22 ,  D01F 6/18 ,  D06M 10/00 ,  D06M101:40
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平3-059166

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