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J-GLOBAL ID:200903001838612093
フッ化物イオン含有排水の処理方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
重野 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992097684
Publication number (International publication number):1993293474
Application date: Apr. 17, 1992
Publication date: Nov. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 フッ化物イオン含有排水を反応槽内でカルシウム化合物と反応させてフッ化物イオンをフッ化カルシウムCaF2 として不溶化し、この不溶化した汚泥を分離して、反応槽に返送するフッ化物イオン含有排水の処理方法において、高濃度汚泥を得て汚泥処理を軽減すると共に、高水質処理水を得る。【構成】 反応槽(pH調整槽2)におけるpHを9.5〜11に調整するとともに、反応槽に返送する不溶物の量(返送汚泥量)を、カルシウム化合物と排水との反応で生成する不溶物の量の20重量倍以上とする。【効果】 pH9.5〜11、汚泥返送比20倍以上で行なうことにより、CaF2 の結晶化を促進し、高濃度汚泥、高水質処理水を得ることが可能とされる。汚泥濃縮槽が不要となり、また、汚泥の脱水速度が向上し、汚泥処理効率が向上されると共に、処理コストが低減される。処理水のフッ素濃度を、容易に、排水基準値以下のCaF2 の理論溶解度程度とすることができ、排水処理が軽減される。
Claim (excerpt):
フッ化物イオン含有排水を反応槽内でカルシウム化合物と反応させて不溶物を生成させ、次に該不溶物を分離し、分離した不溶物を前記反応槽に返送するフッ化物イオン含有排水の処理方法において、該反応槽におけるpHを9.5〜11に調整するとともに、前記反応槽に返送する不溶物の量を前記カルシウム化合物と前記排水との反応で生成する不溶物の量の20重量倍以上とすることを特徴とするフッ化物イオン含有排水の処理方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (9)
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