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J-GLOBAL ID:200903001840555625
成形濾材およびその製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
深見 久郎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992135356
Publication number (International publication number):1993329314
Application date: May. 27, 1992
Publication date: Dec. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 濾材に損傷および皺を生じさせることなく、低圧力損失、高捕集効率で長寿命なフィルタユニット用の成形濾材を提供する。【構成】 高分子の繊維を少なくとも5重量%以上含有し、プリーツ加工された濾材1にホットメルト樹脂3を塗布した後、折り畳んでなる成形濾材1′。この成形濾材1′において濾材1の剛軟度は100mm以上である。また、ホットメルト樹脂の軟化点は、90°C以上であり、かつ高分子物質の繊維の中で最も高い融点より10°C以上低い。さらに、ホットメルト樹脂の溶融粘度は、2000センチポイズ以上20000センチポイズ以下であり、その20°Cにおける伸びは200%以上である。ホットメルト樹脂による分離材2同士の間隔(d)は10mm以上100mm以下であり、ホットメルト樹脂の塗布量は分離材1本当り10g/m以下である。
Claim (excerpt):
高分子物質よりなる1種類以上の繊維状物を少なくとも5重量%以上含有し、プリーツ加工された濾材に、ホットメルト樹脂をビート状に塗布してなる成形濾材において、前記濾材の剛軟度が、JIS L 1096「一般織物試験法」剛軟性A法に基づく測定において100mm以上であり、前記ホットメルト樹脂の軟化点が、日本接着剤工業規格JAI-7-1991に基づく測定において、90°C以上でありかつ前記高分子物質よりなる1種類以上の繊維状物の中で最も高い融点を有するものの融点より10°C以上低く、前記ホットメルト樹脂の溶融粘度が、日本接着剤工業規格JAI-7-1991に基づいて測定した前記軟化点より20°C高い温度と、前記高分子物質よりなる1種類以上の繊維状物質の中で最も高い融点を有するものの融点より30°C高い温度との間において2000センチポイズ以上20000センチポイズ以下であり、前記ホットメルト樹脂の20°Cにおける伸びが、日本接着剤工業規格JAI-7-1991に基づく測定において200%以上であり、前記ホットメルト樹脂は、前記濾材の少なくとも片面においてプリーツの稜線と略垂直な方向に10mm以上100mm以下の間隔で複数本、ビート状に塗布されており、かつ前記ホットメルト樹脂の塗布量は、ビート1本あたり10g/m以下である、成形濾材。
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