Pat
J-GLOBAL ID:200903001882611584

蓄熱機器の通電制御装置及び方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松本 英俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995051281
Publication number (International publication number):1996247553
Application date: Mar. 10, 1995
Publication date: Sep. 27, 1996
Summary:
【要約】【目的】 蓄熱体の比熱及び蓄熱体ユニットの蓄熱率の温度依存性と残熱温度とを考慮して、より正確に通電時間を演算して蓄熱機器の通電を制御する。【構成】 演算手段7において、演算式としてH=(M×ΣC×ΔT)/(P×860×ηt )を用いる。Mは蓄熱体1aの重量(kg)であり、Pは蓄熱体加熱用ヒータの容量(kW)である。ΣC×ΔT=C1×ΔT+C2×ΔT+C3×ΔT...Cn×ΔTであり、ここでC1〜Cnは残熱温度T1と設定温度T2との間における予め測定した蓄熱体比熱であり、ΔTは残熱温度T1と設定温度T2との間における比熱測定温度間隔である。またηt は残熱温度が含まれる温度範囲から設定温度が含まれる温度範囲までの各温度範囲における平均蓄熱率の平均値である。
Claim (excerpt):
深夜電力等の特定電力の通電時間帯の開始時に蓄熱体の残熱温度を測定し、測定した残熱温度[T1(°C)]と設定温度[T2(°C)]とに基いて蓄熱体加熱用ヒータへの通電時間[H]を所定の演算式により演算し、前記通電時間帯内において演算により求めた前記通電時間[H]に基いて前記蓄熱体加熱用ヒータへの通電を制御する蓄熱機器の通電制御方法であって、前記蓄熱体の温度と蓄熱体比熱との関係を所定の比熱測定温度間隔[ΔT]で予め求めておき、また温度設定領域を複数の温度範囲[TR1〜TRm]に分割し各温度範囲における前記蓄熱体を断熱材により保温してなる蓄熱体ユニットの平均蓄熱率[η1 〜ηm ]をそれぞれ予め求めておき、前記演算式としてH=(M×ΣC×ΔT)/(P×860×ηt )を用い、但し上記式において、Mは蓄熱体重量(kg)であり、Pは蓄熱体加熱用ヒータ容量(kW)であり、ΣC×ΔT=C1×ΔT+C2×ΔT+C3×ΔT...Cn×ΔTであり、ここでC1〜Cnは前記残熱温度[T1]と前記設定温度[T2]との間における予め測定した前記蓄熱体比熱であり、またηt は前記残熱温度[T1]が含まれる温度範囲[TRx]から前記設定温度[T2]が含まれる前記温度範囲[TRy]までの各温度範囲[TRx〜TRy]における前記平均蓄熱率[ηx 〜ηy ]の平均値であることを特徴とする蓄熱機器の通電制御方法。

Return to Previous Page