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J-GLOBAL ID:200903001921480751

空気膜型枠工法の施工評価方法及びその装置並びに空気膜型枠工法の施工評価プログラムを記録した記録媒体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野田 茂
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998133203
Publication number (International publication number):1999324319
Application date: May. 15, 1998
Publication date: Nov. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 空気膜の変形及び吹き付けコンクリートの変形を数値解析し、この解析結果から最適なコンクリート吹き付けの施工手順及び施工条件を決定する。【解決手段】 形状設定手段23は解析モデルの膜要素を形状データから想定される形状に設定し、外力付与手段24は膜要素の吹き付け領域にコンクリート自重に相当する外力を作用させる。膜要素解析手段25は外力を付与した膜要素の変形量を算出し、コンクリート要素解析手段26は膜要素の解析機能を停止した状態で、膜要素の変形量とコンクリートの材料特性データに基づいてコンクリート要素の変形量を算出する。判定手段27はコンクリート要素の変形量が許容値以内か否かを判定する。評価手段29は膜要素の変形量とコンクリート要素の変形量及び判定結果に基づいて、予め設定したコンクリート吹き付け施工手順及び施工条件をチェックし評価する。
Claim (excerpt):
空気圧により膨らませた空気膜を型枠し、この型枠の外面に予め設定した施工手順及び施工条件に基づきコンクリートを吹き付けてコンクリート構造物を構築する空気膜型枠工法の施工評価方法であって、解析対象となるコンクリート構造物の形状データと前記空気膜及びコンクリートに関する材料特性データと前記空気膜を前記形状データから想定される形状の型枠に膨らませるのに必要な内圧データを取り込むデータ入力ステップと、前記形状データから想定される空気膜型枠に対して該空気膜型枠の拘束基部から頂部に至る必要最小限の解析領域を切り出して解析モデルを作成する解析モデル作成ステップと、前記膜の材料特性データと前記内圧データに基づき、前記解析モデルの膜要素を前記形状データから想定される形状に設定する形状設定ステップと、前記膜要素に対するコンクリート吹き付け領域を予め設定されたコンクリート吹き付け施工手順に従い膜要素の基部から頂部に向けて複数に区分し、この区分された各部分吹き付け領域に膜要素の基部から頂部に向け順番にコンクリート吹き付け時のコンクリート自重に相当する外力を作用させる外力付与ステップと、前記外力付与ステップで外力を付与した時の各部分吹き付け領域における膜要素の変形を数値解析して膜要素の変形量を算出する膜要素解析ステップと、前記膜要素の解析機能を停止した状態で前記算出した膜要素の変形量と前記コンクリートの材料特性データに基づいてコンクリート要素の変形量を算出するコンクリート要素解析ステップと、前記コンクリート要素解析ステップで算出された各部分吹き付け領域におけるコンクリート要素の変形量がコンクリートの凝結過程においてコンクリートに損傷が起こらない許容値以内か否かを判定する判定ステップと、前記算出された膜要素の変形量と前記算出されたコンクリート要素の変形量及び前記判定ステップでの判定結果をコンクリート吹き付け施工過程の履歴データとして記憶する履歴データ記憶ステップと、前記履歴データを基にして前記予め設定したコンクリート吹き付け施工手順及び部分吹き付け領域数や吹き付け範囲や膜内圧を含む施工条件をチェックし評価する評価ステップと、を備えることを特徴とする空気膜型枠工法の施工評価方法。
IPC (4):
E04G 11/04 ,  E04B 1/32 102 ,  E04G 21/02 103 ,  G06F 17/50
FI (5):
E04G 11/04 ,  E04B 1/32 102 H ,  E04G 21/02 103 B ,  G06F 15/60 612 H ,  G06F 15/60 680 B

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