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J-GLOBAL ID:200903002024206198

有害有機塩素化合物を脱塩素反応によって無害化する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 桑原 尚雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996024545
Publication number (International publication number):1997187645
Application date: Jan. 04, 1996
Publication date: Jul. 22, 1997
Summary:
【要約】【目的】有機塩素化合物中の塩素を酸化カルシウム、酸化バリウム、又はこれらの混合酸化物と反応させることによって、塩素を除去し、無害な無機塩素化合物に変化させる。【構成】有機塩素化合物に汚染された土壌、ごみ焼却炉で焼却中に生成し、捕集されたダイオキシン、長期間保存されているPCB、使用後貯蔵されたままの有機塩素化合物を、酸化カルシウム、酸化バリウム、又はこれらの混合酸化物と空気中、又ば不活性ガス中で400〜650°Cで反応させることにより、有機塩素化合物中の塩素を除去し、無害な無機塩素化合物に変換する。反応後に、塩化カルシウム、塩化バリウム等が生成するが、これらはいずれも水に溶けやすい。従って、生成したこれらの塩化物は水で溶解させ、水酸化物として沈殿させ、乾燥後焼成して酸化物として再利用できる。
Claim 1:
長期間保管されたままになっているPCB、使用済で未処理のまま保管されているトリクレン、トリクロロエタン等の有害な有機塩素化合物を酸化カルシウム、酸化バリウム又はそれらの混合酸化物と空気中又は不活性ガス中で400〜650°Cで反応させることにより、有機塩素化合物中の塩素を塩化カルシウム、又は塩化バリウムに変化させることから成る有害有機塩素化合物を脱塩素反応によって無害化する方法。
IPC (3):
B01J 19/00 ,  A62D 3/00 ZAB ,  C01F 11/24
FI (3):
B01J 19/00 Z ,  A62D 3/00 ZAB ,  C01F 11/24
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (12)
  • 特開昭62-233614
  • 特開昭62-233614
  • 特開平3-103271
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