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J-GLOBAL ID:200903002031922109

圧縮黒鉛鋳鉄として凝固する鋳造品のための予備処理された溶融鋳鉄を供給する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 白井 博樹 (外7名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995518429
Publication number (International publication number):1997508176
Application date: Dec. 07, 1994
Publication date: Aug. 19, 1997
Summary:
【要約】溶融鋳鉄(CGI)を製造し、鋳鉄の黒鉛化ポテンシャルを調整する剤を溶湯に導入し、もし必要なら溶融鉄を約0.025重量%以下にまで脱硫し、溶融鉄をコンデイショニング炉に移送し、該炉においては、溶融鉄の量が、コンデイショニング炉から出湯される鉄を溶融鋳鉄の補償量で置換することにより、あらかじめ決められた限度内に保持し、溶融鉄を、鋳型または取り鍋に注入し、かつその取り鍋から鋳型に注入し、そして、黒鉛形状改良剤および接種剤を添加し、それによって溶融鉄の試料は上記注湯の前に鋳型から採取され、試料とそれが保持される容器が、試料の中心部でかつ試料容器の壁のきわめて近傍にある溶融鋳鉄の時間による温度変化を記録する間に、結晶化温度以上の温度で実質的に熱平衡関係にあるような状態から試料を凝固させ、かつ、記録された時間による温度変化を組織に関する特性および鋳鉄の黒鉛化ポテンシャルを公知の方法で確定し、かつ、確定された黒鉛化ポテンシャルおよび鉄鋳物の組織上の特性が圧縮黒鉛鋳鉄の公知の特性から偏位しているとき、該偏位とのあらかじめ決められた関係において、黒鉛化ポテンシャル制御剤の量を調整し、または添加または除去される黒鉛形状改善剤の量を調整し、または添加される接種剤の量を調整することからなる、圧縮黒鉛鋳して凝固する鋳造品のための予備処理された溶融鉄を連続的に供給する方法。
Claim (excerpt):
I 溶融鋳鉄を製造する工程と、II 鋳鉄の黒鉛化ポテンシャルを調整する添加剤を溶湯に導入する工程と、III 溶融鋳鉄をコンデイショニング炉に移送し、該炉においては、操業中の溶融鋳鉄の量が、コンデイショニング炉から出湯される鋳鉄を上記前工程からくる溶融鋳鉄の補償量で間欠的に置換することにより、あらかじめ決められた限度内に保持する工程と、IV 溶融鋳鉄を、直接鋳型に注入し、または、取り鍋に注入し、その取り鍋から鋳型に注入する工程と、 かつ、工程IVに先だって、もし必要なら溶融鋳鉄をそれ自体公知のなんらかの適切な脱硫方法によって硫黄約0.025重量%以下にまで脱硫し、さらに、上記I〜IVの工程の一以上を実施する間に、溶融鋳鉄に黒鉛形状改量剤および接種剤を添加する各工程からなる、圧縮黒鉛鋳鉄として凝固する鋳造品のための予備処理された溶融鉄を連続的に供給する方法であって、 工程IIIの後、鋳型から、かつ、上記添加剤を添加し後、溶融鋳鉄の試料を少なくとも一つ採取し、 試料とそれが保持される容器が、試料の中心部でかつ試料容器の壁のきわめて近傍にある溶融鋳鉄の時間に依存する温度変化を記録する間に、結晶化温度以上の温度で実質的に熱平衡関係にあるような状態から試料を凝固させ、かつ、記録された時間依存の温度変化を組織に関する特性および鋳鉄の黒鉛化ポテンシアルを公知の方法で確定し、かつ、 確定された黒鉛化ポテンシャルおよび/または鋳鉄鋳物の組織上の特性が圧縮黒鉛鋳鉄の公知の組織上の特性および黒鉛化ポテンシャルからあらかじめ決められた値よりも偏位しているとき、 該偏位とのあらかじめ決められた関係において、 工程IIに導入される黒鉛化ポテンシャル制御剤の量を調整し、 添加または除去される黒鉛形状改量剤の量を調整し、 添加される接種剤の量を調整することを特徴とする方法。
IPC (4):
C21C 1/08 ,  B22D 1/00 ,  C21C 1/10 103 ,  B22D 39/06
FI (4):
C21C 1/08 ,  B22D 1/00 F ,  C21C 1/10 103 ,  B22D 39/06

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