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J-GLOBAL ID:200903002051025812

自動加圧ゲル化技術による成形品の製造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萼 経夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997102556
Publication number (International publication number):1998036520
Application date: Apr. 04, 1997
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】 亀裂等の欠陥のない成形品を自動加圧ゲル化技術により製造する。【解決手段】 1分子当たり平均1より多くのエポキシ基を有するエポキシ化合物の少なくとも1種およびカチオン重合用開始剤を含む硬化性組成物を30〜55°Cに加熱し、80〜120 °Cの温度をもつ型に導入し;該組成物を該型に凝固するまで保持し、かつ硬化組成物の収縮を補填する量で硬化性組成物を圧力下に型中に連続的に給送する自動加圧ゲル化技術による成形品の製造方法。カチオン重合用開始剤は、a)Sに結合する有機基をもつアニオン(PF6 - ,AsF6 -,SbF6 - ,BiF6 - 等)、その誘導体のスルホニウム化合物、例:ジベンジルフェニルスルホニウムヘキサフルオリアンチモネート、b)式(I):[M+n(L)x ]n+ nX-(nは2-3 ;Mは金属カチオン;X- は上記と同様のアニオン等;Lは水、有機σ-供与体配位子;xは0〜6)の化合物から選択される化合物。
Claim (excerpt):
自動加圧ゲル化技術による成形品の製造方法であって、該方法において、1分子当たり平均1より多くのエポキシ基を有するエポキシ化合物の少なくとも1種およびカチオン重合用開始剤を含む硬化性組成物を30ないし55°Cの温度に加熱し、そして該組成物の熱硬化を開始するのに十分高い、80ないし120°Cの温度をもつ型に導入し;そして該組成物を該型に保持して成形品が取り出すことができるような程度に凝固するまで硬化させるが、該成形品を硬化させながら、硬化性組成物を硬化される該組成物の収縮に対して補填するのに十分な量で圧力下、型中に連続的に給送し;ならびに該方法において該硬化性組成物がカチオン重合用開始剤として、a)アニオンPF6 - ,AsF6 - ,SbF6 - ,BiF6 - の、およびフッ素原子の少なくとも1つがヒドロキシ基で置換されているこれらのアニオンから誘導された誘導体の、ならびにアニオンCF3 SO3 - の、スルホニウム化合物であって、硫黄原子に結合された、1ないし12個の炭素原子をもつアルキル基の少なくとも1種、3ないし8個の炭素原子をもつシクロアルキル基の少なくとも1種、4ないし10個の炭素原子をもつ(シクロアルキル)アルキル基の少なくとも1種、または7ないし15個の炭素原子をもつアラルキル基の少なくとも1種を含む該スルホニウム化合物;ならびにb)式(I)[M+n(L)x ]n+ nX- (I)(式中、nは2または3を表し;MはZn2+,Mg2+,Fe2+,Co2+,Ni2+,Cr2+,Ru2+,Mn2+,Sn2+,VO2+,Fe3+,Al3+およびCo3+からなる群から選択される金属カチオンであり、X- はPF6 - ,AsF6 - ,SbF6 - ,BiF6 - 、少なくとも1種のフッ素原子がヒドロキシル基によって置換されているこれらのアニオンから誘導される誘導体、およびCF3 SO3 - からなる群から選択されるアニオンであるか、またはアニオンの総数に基づいてアニオンX- の50%までがいずれかの他の所望のアニオンであってもよく;Lは水、または、配位子部位として、-CO-,-CO-O-,-O-CO-O-および-O-からなる群から選択される1もしくはそれ以上の官能基をもち、かつ酸素原子もしくは複数の酸素原子を介して中心原子と共にσ-結合を形成する有機σ-供与体配位子を表し、ならびにxは整数0ないし6を表すが;配位子Lは与えられた定義の範囲内で異なっていることも可能である。)で表される化合物、から選択される化合物の少なくとも1種を含有する、方法。
IPC (4):
C08J 5/00 ,  B29C 45/00 ,  C08G 59/40 ,  C08G 59/68
FI (4):
C08J 5/00 ,  B29C 45/00 ,  C08G 59/40 ,  C08G 59/68

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