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J-GLOBAL ID:200903002083769856

積層型熱交換器及びこれによって構成される積層型蒸発器並びにこれを備えた冷凍サイクルシステム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岸本 瑛之助 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002071011
Publication number (International publication number):2003269883
Application date: Mar. 14, 2002
Publication date: Sep. 25, 2003
Summary:
【要約】【課題】 自動車用空調機等の積層型蒸発器に用いられる積層型熱交換器について、耐圧強度を増大するだけでなく、ヘッダ部において流体の流れを乱して、流体のミキシングを促進し、熱交換性能を向上する。また圧力損失も、従来の積層型熱交換器の場合よりも小さくする。また、該積層型蒸発器を備えていて優れた空冷性能を有する冷凍サイクルシステムを提供する。【解決手段】 積層型熱交換器1 の各コアプレート2 のヘッダ形成用凹部4 の流体通過孔8 の周縁部に、底壁7 の先端からヘッダ形成用凹部4 の内方に向かって突出しかつ流体通過孔8 の中心に向かって漸次先細となるテーパ状の傾斜壁部10a を有する環状壁10が設けられている。隣り合うプレート2,2のヘッダ形成用凹部4,4の平坦な底壁7,7同士が接合され、環状壁10,10のみが接合されずに、これらの環状壁10,10が横断面略V字形となされて、環状壁10,10同士の間に、流体混合用環状凹所11が形成されている
Claim (excerpt):
片面に流体流路形成用凹部(3) とこれより深くかつ上下両側のうちの少なくともいずれか一方に連なるヘッダ形成用凹部(4) とを有するとともにヘッダ形成用凹部(4) の底壁(7) に流体通過孔(8) があけられている複数のコアプレート(2) が、1つおきに隣り合うプレート(2)(2)同士相互に凹部(3)(4)を対向させた状態に層状に重ね合わせられて接合されることにより、流体流路を有する並列状の偏平管部(5) と各偏平管部(5) に連なるヘッダ部(6) とが形成されている積層型熱交換器において、各コアプレート(2) のヘッダ形成用凹部(4)の流体通過孔(8) の周縁部に、底壁(7) の先端からヘッダ形成用凹部(4) の内方に向かって突出しかつ流体通過孔(8) の中心に向かって漸次先細となるテーパ状の傾斜壁部(10a) を有する環状壁(10)が設けられ、隣り合うプレート(2)(2)のヘッダ形成用凹部(4)(4)の底壁(7)(7)同士が接合されて、両底壁(7)(7)の先端からそれぞれヘッダ形成用凹部(4)(4)の内方に向かって斜めに伸びている環状壁(10)(10)同士の間に、流体混合用環状凹所(11)が形成されていることを特徴とする、積層型熱交換器。
IPC (4):
F28F 9/02 301 ,  B60H 1/32 613 ,  F25B 39/02 ,  F28F 3/08 311
FI (4):
F28F 9/02 301 J ,  B60H 1/32 613 C ,  F25B 39/02 C ,  F28F 3/08 311

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