Pat
J-GLOBAL ID:200903002095031275

摩擦ローラ式変速機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小山 武男 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997092422
Publication number (International publication number):1998281249
Application date: Apr. 10, 1997
Publication date: Oct. 23, 1998
Summary:
【要約】【課題】 優れた伝達効率を有し、しかも組立作業が容易な構造を実現する。【解決手段】 外周面を第一の円筒面10bとした中心ローラ9aと、内周面を第二の円筒面13bとした外輪11bとを偏心させる。上記第一の円筒面10bと第二の円筒面13bとの間の環状空間14bの幅を、円周方向に亙り不同にする。上記環状空間14b内に、固定の枢軸15a、15aにより枢支したガイドローラ32a、32bと、変位自在な枢軸15bにより枢支したウェッジローラ31cとを設ける。各ローラ31c、32a、32bの内側に中心ローラ9aを挿入する際には、中心ローラ9aの先端部に形成したテーパ面部を押し込む。回転伝達時には上記ウェッジローラ31cを、上記環状空間14bの幅の狭い部分に移動させる。
Claim (excerpt):
第一の回転軸と、この第一の回転軸の端部にこの第一の回転軸と同心に固定され、外周面を第一の円筒面とした中心ローラと、内周面を第二の円筒面として上記中心ローラの周囲に、この中心ローラに対する相対回転を自在に設けた外輪と、この外輪と同心で一端部をこの外輪に結合固定した第二の回転軸と、上記第一の円筒面と上記第二の円筒面との間の環状空間内に、上記第一の回転軸と平行に配置された3本以上の枢軸と、これら各枢軸により回転自在に支持され、それぞれの外周面を第三の円筒面とした3個以上の中間ローラとを備え、上記第一の回転軸の中心と上記第二の回転軸及び外輪の中心とを偏心させる事により、上記環状空間の幅寸法を円周方向に亙って不同にし、上記3個以上の中間ローラのうちの少なくとも1個の中間ローラを、少なくとも上記内部空間の円周方向に亙る若干の変位自在に支持してウェッジローラとする事により、上記第一の回転軸及び外輪が所定方向に回転した場合に、上記ウェッジローラとなる少なくとも1個の中間ローラを、上記環状空間の幅の狭い部分に向け移動自在とした摩擦ローラ式変速機に於いて、上記中心ローラの一端部外周面の形状を、この中心ローラの一端縁に向かう程外径が小さくなるテーパ面としており、上記中心ローラの一端縁の外径は、上記ウェッジローラとなる中間ローラが上記3個以上の中間ローラの内側に存在する空間を狭くする方向に向け移動し切った状態での、上記3個以上の中間ローラのうちから選択される3個の中間ローラの内接円のうちの最も小さい内接円の直径よりも小さくしている事を特徴とする摩擦ローラ式変速機。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開昭63-072961
  • 特開平2-180346

Return to Previous Page