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J-GLOBAL ID:200903002111002051
炭素繊維の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高畑 靖世
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002253806
Publication number (International publication number):2004091961
Application date: Aug. 30, 2002
Publication date: Mar. 25, 2004
Summary:
【課題】高強度のポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維の製造方法を提供する。【解決手段】不活性雰囲気中で、第一炭素化工程において、比重1.3〜1.4のPAN系耐炎化繊維の一次延伸処理を、耐炎化繊維の、弾性率、比重、及び広角X線測定(回折角26°)における結晶子サイズが所定の範囲を満たす範囲で行い、且つ二次延伸処理を、一次延伸処理後の繊維の、比重、及び広角X線測定(回折角26°)における結晶子サイズが所定の範囲を満たす範囲で行い、更にこの二次延伸処理糸を、第二炭素化工程において炭素化する炭素繊維の製造方法。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
不活性雰囲気中で、第一炭素化工程において、比重1.3〜1.4のポリアクリロニトリル系耐炎化繊維を300〜900°Cの温度範囲内で、1.03〜1.06の延伸倍率で一次延伸処理し、次いで0.9〜1.01の延伸倍率で二次延伸処理した後、第二炭素化工程において800〜1700°Cの温度範囲内で炭素化する炭素繊維の製造方法において、第一炭素化工程における一次延伸処理を下記条件(1)乃至(3)のいずれをも満たす範囲で行い、二次延伸処理を下記条件(4)、(5)の両方を満たす範囲で行う炭素繊維の製造方法。
一次延伸条件
(1) ポリアクリロニトリル系耐炎化繊維の弾性率が極小値まで低下した時点から1.0tf/mm2に増加するまでの範囲
(2) ポリアクリロニトリル系耐炎化繊維の比重が1.5に達するまでの範囲
(3) ポリアクリロニトリル系耐炎化繊維の広角X線測定(回折角26°)における結晶子サイズが1.45nmに達するまでの範囲
二次延伸条件
(4) 一次延伸処理後の繊維の比重が二次延伸処理中に上昇し続ける範囲
(5) 一次延伸処理後の繊維の広角X線測定(回折角26°)における結晶子サイズが1.45nmより大きくならない範囲
IPC (1):
FI (1):
F-Term (15):
4L037AT02
, 4L037AT03
, 4L037CS03
, 4L037FA01
, 4L037FA05
, 4L037FA08
, 4L037FA12
, 4L037PA55
, 4L037PA57
, 4L037PC10
, 4L037PC11
, 4L037PC13
, 4L037PC14
, 4L037PS02
, 4L037PS12
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