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J-GLOBAL ID:200903002124596244

スペクトル拡散通信用弾性表面波信号処理装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996319077
Publication number (International publication number):1998164007
Application date: Nov. 29, 1996
Publication date: Jun. 19, 1998
Summary:
【要約】【課題】 従来のSAW信号処理装置は、一般に変換損失が大きく、かつ、レプリカ信号の発生のための別回路が必要か、あるいは拡散符号列が固定かのいずれかのため、スペクトル拡散通信の復調等に用いるには限定された用途にしか適さなかった。【解決手段】 SAW信号処理装置の変換効率の大幅な向上には、温度特性は良くないが、圧電効果の大きい圧電基板を採用し、新構造の発明により温度特性を補償した。さらに、無変調信号との混合出力に拡散符号列に対応した重み付けを行い、出力を加算することでスペクトル拡散信号等の相関出力が得られる装置を発案した。【効果】 上記新構造の装置は、圧電効果の大きい圧電基板による損失改善と、さらに混合器の増幅率も寄与することで、高効率な信号処理が可能となった。また、レプリカ信号の発生は必要としなく、拡散符号列に対してはプログラマブルな対応が可能となった。周辺回路のCMOS化で装置全体の超小型化が図れ、無線機端末の小型化にも大きく貢献する。
Claim (excerpt):
周波数が各々f1およびf2の第1および第2の2つの高周波信号を処理する装置であって、各々の信号を独立に、圧電基板上に弾性表面波励振および受信用のトランスデュ-サを形成して成り、かつ、f1に対する位相遅れφ1とf2に対する位相遅れφ2がほぼ等しい(φ1≒φ2)第1および第2の2つの弾性表面波遅延素子に入力し、出力から得られる第1および第2の高周波信号を混合器により混合し、f1とf2の差の周波数(|f1-f2|)の出力信号を取り出すことを特徴とする弾性表面波信号処理装置。
IPC (3):
H04J 13/00 ,  H03H 9/145 ,  H03H 9/42
FI (3):
H04J 13/00 A ,  H03H 9/145 D ,  H03H 9/42
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

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