Pat
J-GLOBAL ID:200903002178542786

人物検知用画像処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊東 忠彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996230982
Publication number (International publication number):1998074290
Application date: Aug. 30, 1996
Publication date: Mar. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 カメラからの画像を処理して人物を検知する際に、影や太陽光などの照度変化に影響されないようにする。【解決手段】 所定時間の間隔をおいて得た2つの画像データを比較して所定の閾値以上の輝度値の差がある場合に輝度値の分布を示す面の勾配ベクトルを夫々の画面について求め、両者の方向差を2次元面上に求める。輝度値の閾値を変化させてこれらの方向差が現れる頻度を画面全体に求め、その頻度分布のピーク値により人物による画像の変化か照度変化による画像の変化かを識別する。
Claim (excerpt):
監視区域内を撮影するカメラからの画像データを処理し、監視区域内の人の有無を判断する人物検知用画像処理方法であって、(1) カメラからの画像データを第1の画像として取り込み、第1の画像データを取り込んでから所定時間後の画像データを第2の画像として取り込む第1のステップ(2) 第1の画像と第2の画像を比較し、輝度値の差が閾値以上である画素を抽出する第2のステップ(3) 第1及び第2の画像それぞれについて、ステップ2で抽出された各画素の輝度値の勾配の方向と大きさを求める第3のステップ(4) 第3のステップで得られた勾配の大きさが一定値以上の各画素において、第1の画像と第2の画像の勾配の方向の差を求める第4のステップ(5) 第3及び第4のステップを第2のステップで抽出された全画素について行う第5のステップ(6) 勾配の方向の差と第5のステップでその差が得られた回数を表すヒストグラムを作成する第6のステップ(7) 第6のステップで得られたヒストグラムについて、求めた回数のうち最高の回数を基準として正規化を行い各勾配の方向の差の頻度を求める第7のステップ(8) 第7のステップで求めた各頻度の値との差の絶対値を加え合せたものが最小になる値を求め、前記閾値での評価値とする第8のステップ(9) 閾値を1増やし、第2乃至第8のステップを所定の閾値又は第2のステップで閾値以上の差がある画素が得られなくなるまで繰り返し、閾値毎の評価値を求める第9のステップ(10)第9のステップで求めた評価値の最大値が、予め決められた値を越えていた場合に侵入者がいると判断する第10のステップにより監視区域内の人の有無を判断することを特徴とする人物検知用画像処理方法。
IPC (3):
G08B 13/196 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/20
FI (3):
G08B 13/196 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 410

Return to Previous Page