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J-GLOBAL ID:200903002242303960

核酸の測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 明夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992270124
Publication number (International publication number):1994113896
Application date: Oct. 08, 1992
Publication date: Apr. 26, 1994
Summary:
【要約】【目的】未反応標識DNAプローブの検出系への混在に基づく誤差を低減し、低濃度においても正確な判定結果を与えるための核酸の測定方法の提供にある。【構成】検出対象の試料核酸1は固相2に結合し、標識物3を結合させたDNAプローブ4を反応させる。未反応の標識DNAプローブ5を洗浄,除去し、制限酵素6を作用させ、これにより液8中に遊離し、混在してきた未反応標識DNAプローブ5のみが捕捉されるような、反応媒体9を作用させて未反応標識DNAプローブ5を除去し、最終的に得られた遊離液10中の標識物の量を測定す核酸の測定方法であって、上記反応媒体9は、未反応標識DNAプローブ5に存在し制限酵素の作用で切断された標識DNAプローブ断片7には存在しない塩基配列に対し、相補的な塩基配列を有するポリヌクレオチド11を予め結合させておく。
Claim (excerpt):
試料混合物中の核酸又は核酸断片と、これのヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を有するプローブとをハイブリッド化させるに適した条件下で接触させて、前記核酸又は核酸断片を検出する核酸の測定方法であって、(1)前記プローブのハイブリッド化反応の前又は後に酵素と結合可能な化学基を化学的に修飾し、(2)前記ハイブリッド化反応の前又は後に、前記化学基に標識物を反応結合させ、(3)検出すべき上記核酸、核酸断片又は核酸プローブが二本鎖構造を含む場合には予め変性し、(4)前記ハイブリッド化反応後、過剰の核酸プローブを分離し、(5)ハイブリッド化による二本鎖構造部を認識して作用する制限酵素を作用させ、該標識物を含む核酸断片を遊離させ、(6)前記遊離液を、核酸プローブに含まれるヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を有する別のプローブを予め結合させた固相に接触させ、遊離液中に混在する上記ハイブリッド反応で未反応の核酸プローブを捕獲し、(7)捕獲されないで遊離液中に残留している標識物を計測する、ことにより前記試料混合物中の核酸又は核酸断片を検出することを特徴とする核酸の測定方法。

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