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J-GLOBAL ID:200903002298684371

タイヤを造るための方法およびこの方法で造られたタイヤ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996041520
Publication number (International publication number):1996258179
Application date: Feb. 28, 1996
Publication date: Oct. 08, 1996
Summary:
【要約】【課題】 自動車用の空気タイヤを造るための方法およびタイヤを提供すること【解決手段】 製造方法が二つの互いに独立した方法段AとBに分割され、タイヤ部分20,20′,20′′を方法段Aにおいては半径方向で最も外側の層として少なくとも一つのカーカス層とトレッド条片の最大限一部分を備えるように組立てを行い、引続き表面にも、一つ或いは多数の強度担持体にも所定の断面輪郭を与える加硫型内で加硫処理し、このタイヤ部分を方法段Bにおいて同様に加硫処理工程が施される完成タイヤに組立てる
Claim (excerpt):
【請求項01】 可能な限り十分に空気透過性な層、強度担持体を備えた少なくとも一つのカーカス層、リムフランジ、ビード部、サイドウオール並びに同様に強度担持体を備えたブレーカー結合部、場合によっては一層或いは多層のブレーカーベルトとトレッドとを有するタイヤの段階的な組立てを擁する、タイヤ、特に自動車用の空気入りタイヤを造るための方法において、この製造方法が互いに独立した二つの方法段AとBに分割されており、タイヤ部分(20,20′,20′′)を方法段Aにおいては半径方向で最も外側の層として少なくとも一つのカーカス層とトレッド条片の最大限一部分を備えるように組立てを行い、引続き表面にも、一つ或いは多数の強度担持体にも所定の断面輪郭を賦形する加硫型内で加硫処理し、このタイヤ部分を方法段Bにおいて同様に加硫処理工程が施される完成タイヤに組立てることを特徴とする方法。【請求項02】 方法段Aにおいて組立てられたタイヤ条片に或いはトレッド条片の一部分を除いて組立てることを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項03】 方法段Aにおいて半径方向で最も外側の層としてトレッド条片下板(21)を、そして方法段Bにおいてトレッド条片のみを組立てることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項04】 方法段Aにおいて半径方向で最も外側の層としてトレッド条片ベース(32)を積重ね、そして方法段Bにおいて少なくともトレッド条片-キャップ部分(33′)を、場合によっては第二のトレッド条片ベースと共に積重ねることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項05】 方法段Bにおいて積重ねられたトレッド条片或いはトレッド条片部分を生のままとするか、予備加硫処理するか或いは仕上げ加硫処理することを特徴とすることを特徴とする請求項2から4までのいずれか一つに記載の方法。【請求項06】 予備加硫処理したか或いは仕上げ加硫処理したトレッド条片或いはトレッド条片部分を内方輪郭および外方輪郭を備えた環状体として仕上げ、この際内方輪郭を大体凹状に形成し、方法段Aにおいて組立てられるタイヤ部分の所属する外方輪郭に適合させ、この外方輪郭を少なくとも大体仕上がりタイヤの出来上がった輪郭にこの領域で適合させることを特徴とする請求項5に記載の方法。【請求項07】 トレッド条片環状体を延伸しながら方法段Aにおいて組立てられたタイヤ部分に積重ねることを特徴とする請求項6に記載の方法。【請求項08】 方法段Aにおいて半径方向で最も外側の層として、-場合によっては薄いゴム層で被覆される-ゴム化した強度担持体を備えた層を積重ねることを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項09】 方法段Aにおいて半径方向で最も外側の層として、半径方向で見て、最も上方のブレーカー層(20′a)を積重ねることを特徴とする請求項8に記載の方法。【請求項10】 タイヤ部分(20,20′,20′′)に方法段Bにおいて賦形された輪郭と異なる輪郭を賦形することを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の方法。【請求項11】 方法段Aおよび方法段Bにおいてタイヤ部分(20,20′,20′′)に、もしくは仕上がりタイヤに少なくとも本質的に一致している輪郭を賦形することを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の方法。【請求項12】 方法段Bにおいて少なくとも一層の一部分から成る或いは多部分から成るベルト(30)並びにトレッド条片(33)を積重ねることを特徴とする請求項8から11までのいずれか一つに記載の方法。【請求項13】 方法段Bにおいて積重ねられたベルトが熱収縮可能な強度担持体、特にナイロン糸を備えていることを特徴とする請求項8から12までのいずれか一つに記載の方法。【請求項14】 方法段Bにおいて積重ねられたベルトが僅かに熱収縮可能な或いは熱収縮可能でない強度担持体、特にポリエステル糸を備えていることを特徴とする請求項8から12までのいずれか一つに記載の方法。【請求項15】 方法段Bにおいて他のタイヤ構造体を組立てを行う以前に方法段Aにおいて組立てられたタイヤ部分(20,20′,20′′)の外表面を適当な領域において粗面にすることを特徴とする請求項1から14までのいずれか一つに記載の方法。【請求項16】 粗面化工程を例えばブラッシ掛けによる機械的な方法で或いは適当な溶剤を塗布することによる化学的方法で行うことを特徴とする請求項15に記載の方法。【請求項17】 方法段Aにおいて半径方向で最も外側の層として、ゴム化した強度担持体を備えている層を載せ、この層がその中を走る強度担持体に対して非対称的にゴム化されており、かつ比較的肉厚なゴム化部を備えた側面がタイヤ部分の表面に当接するように上記の層を組立てることを特徴とする請求項8から16までのいずれか一つに記載の方法。【請求項18】 強度担持体のゴム化部が混合物成分に関して層の各々の側において異なることを特徴とする請求項17に記載の方法。【請求項19】 方法段Bにおいてサイドウオールの各々において生のサイドウオール被覆条片を積重ねることを特徴とする請求項1から18までのいずれか一つに記載の方法。【請求項20】 方法段Bにおいて仕上げられたタイヤにサイドウオール記号、サイドウオール装飾等を彫刻方法、例えばレーザーにより施すことを特徴とする請求項1から19までのいずれか一つに記載の方法。【請求項21】 上記特許請求の範囲の請求項1から20に記載の方法により得られたタイヤ。
IPC (8):
B29D 30/06 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/30 ,  B29D 30/72 ,  B60C 11/04 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (5):
B29D 30/06 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/30 ,  B29D 30/72 ,  B60C 11/04 Z

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