Pat
J-GLOBAL ID:200903002591296793
寸法安定性に優れた不織布及びその製造方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
奥村 茂樹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991359633
Publication number (International publication number):1993186954
Application date: Dec. 30, 1991
Publication date: Jul. 27, 1993
Summary:
【要約】【目的】 寸法安定性に優れた不織布及びその製造方法を提供する。【構成】 まず、多葉断面形状の分割型二成分系複合長繊維を準備する。この複合長繊維は、重合体Bで形成された略円形の芯部と、該重合体Bに対し非相溶性重合体Aで形成された葉部とよりなる。重合体Aは重合体Bよりも低融点である。葉部は少なくとも3個存在し、芯部の周囲に接合している。この複合長繊維を集積させて繊維集積体を得る。この繊維集積体の所定の部位に熱を与えて、重合体Aを溶融固化させて、複合長繊維相互間を融着する。融着部位が設けられた繊維集積体には、高圧液体流等が施されて、複合長繊維を分割割繊する。これによって、重合体Aで構成された繊度0.05〜1.0デニールの割繊フィラメントAが発現する。また同時に、割繊フィラメントAの繊度の3倍以上の繊度を持つ、重合体Bで構成された割繊フィラメントBが発現する。
Claim (excerpt):
重合体Bで形成された略円形の芯部と、該重合体Bに対し非相溶性であって且つ該重合体Bよりも低融点の重合体Aで形成され、該芯部の周囲に接合している、少なくとも3個の葉部とよりなる多葉断面形状の分割型二成分系複合長繊維が分割されて発現した、重合体Aで構成された繊度0.05〜1デニールの割繊フィラメントAと、該割繊フィラメントAの繊度の3倍以上の繊度を持つ、重合体Bで構成された割繊フィラメントBと、未分割の該複合長繊維とが混在されてなる不織布であって、該不織布には、重合体Aの溶融固化によって、未分割の該複合長繊維相互間が融着している融着部位が存在することを特徴とする寸法安定性に優れた不織布。
IPC (4):
D04H 3/14
, D01D 5/30
, D01F 8/06
, D01F 8/14
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page