Pat
J-GLOBAL ID:200903002733325583
熱可塑性弾性的立体ブロックオレフィン重合体、方法およびメタロセン触媒
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
有賀 三幸 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995524803
Publication number (International publication number):1997510745
Application date: Mar. 24, 1995
Publication date: Oct. 28, 1997
Summary:
【要約】本発明は、新規な触媒に関し、その構造と活性をコントロールして広範なアルファオレフィンポリマーおよびコポリマーを製造することができる。好ましくは、主に弾性熱可塑性特性等の物理特性を精密に制御するための、所定の幅広い非晶性および結晶性セグメントを包含するステレオブロックポリアルファオレフィンの製造に適する。より具体的には、本発明はステレオブロックポリプロピレンを製造するための新規な触媒および触媒系に関し、交替するアイソタクティックおよびアタクティックジアステレオ配列を有することによって、幅広い弾性特性を示すものである。結晶性セクションの量と数、アイソタクティックペンタド含量、アタクティック中鎖の数と長さ、および全体的分子量は、全て本触媒の立体構造とプロセスの条件によって制御される。本発明によって提供される新規触媒はリガンド保持の非剛性メタロセンであって、その形態はオレフィンの挿入速度より遅いが単一のポリマー鎖を構築(重合)するための平均時間よりは早い時間スケールにおいてコントロール可能であり、このため、生成されるポリオレフィン中にステレオブロック構造を得ることができる。本触媒の構造のシンメトリー性は、異性化される時に、カイラル形態と非カイラル形態との間で触媒のシンメトリー性が交替する。この形態の交替は、リガンドのタイプと構造を選択することによってコントロールされ、また、重合条件のコントロールによって、得られるポリマーの物理特性が精密にコントロールできる。
Claim (excerpt):
式(L)(L’)M(X)(X’)で表されるメタロセンを含有する重合触媒であって、式中、 a)LおよびL’は単核性リガンド、多核性リガンドおよびシラヒドロカルビルリガンドから選択され、 b)LおよびL’はそれらの各L-MおよびL’-M結合軸の回りに回転可能であって、キラルrac およびアキラルmeso配位形態を形成し、 c)Mは第3、4および5族の遷移金属、ランタニド、およびアクチニドから選択され、そして d)XおよびX’は水素化合物、ハロゲン、アルコキシド、ヒドロカルビル、およびハロヒドロカルビル置換基のユニネガティブなリガンドから選択されるものである、メタロセン含有重合触媒。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
-
触媒組成物
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平4-287948
Applicant:シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
-
特開平4-366109
-
特開平4-268307
Return to Previous Page