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J-GLOBAL ID:200903002870963740

サイクロトロンの磁場調整用中心棒

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大塚 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995311714
Publication number (International publication number):1997115698
Application date: Oct. 17, 1995
Publication date: May. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 サイクロトロンの磁場調整用中心棒のイオン源挿入孔周辺に生じる主電磁石の磁場の乱れを矯正し、初期加速段階のイオンビームの発散、軌道の乱れを防止し、イオン加速を正常に維持させる。【解決手段】 サイクロトロンの一対の主電磁石21,22の各磁極中心に、軸方向に移動自在に、磁場調整用中心棒1,2を設ける。中心棒1はイオン源の挿入孔1aを有し、中心棒2は、挿入孔1aに軸心Bが一致する磁場調整用凹所2aを有する。中心棒1の端部には、磁場分布の乱れを補正するためのリング状の突部1bを、イオン源挿入孔1bを囲んで設け、また中心棒2の端部には、同様のリング状突部2bを、磁場調整用凹所2aを囲んで設ける。突部1b,2bにより、他の部分より接近した磁極面ができ、両者間の磁場が矯正され、イオンビームの発散、軌道の乱れが防止される。
Claim (excerpt):
サイクロトロンの相対向する一対の主電磁石の各磁極中心に、この磁極中心の軸方向に移動自在に、端部を相対向させて一対取付けられ、一方は磁極中心軸方向に沿うイオン源の挿入孔を有し、他方はこの挿入孔に軸心が一致する磁場調整用凹所を有する磁場調整用中心棒において、相対向する端部に、磁場分布の乱れを補正するための突部が、夫々イオン源挿入孔又は磁場調整用凹所を囲んで環状に配置されていることを特徴とするサイクロトロンの磁場調整用中心棒。
IPC (3):
H05H 13/00 ,  H01J 27/18 ,  H05H 7/04
FI (3):
H05H 13/00 ,  H01J 27/18 ,  H05H 7/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭53-120099

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