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J-GLOBAL ID:200903002930430135

光ファイバジャイロ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川瀬 茂樹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992115352
Publication number (International publication number):1993288557
Application date: Apr. 07, 1992
Publication date: Nov. 02, 1993
Summary:
【要約】【目的】 位相変調方式の光ファイバジャイロに於いて位相変調度ξを定数に固定しなければならない。2次ベッセル函数の零点に固定するとξ=5.2になるので、位相変調器の振幅が大きく光の偏波面回転、振幅変調などが起こり望ましくない。より小さい位相変調度にすることが目的である。【構成】 位相変調器の変調振幅を位相変調の振幅よりもずっと低い周波数で変調する。受光素子の出力の中の、位相変調に関して直流成分、基本波成分、2倍高調波成分等のなかに振幅変調の成分が含まれるがこれを0にするように位相変調度ξを制御する。
Claim (excerpt):
ファイバコイルの中を左廻り右廻りに光を伝搬させ、両廻り光の位相差からファイバコイルの回転角速度を求めることを原理とする光ファイバジャイロであって、光源としての単色光又は準単色光を生ずる発光素子と、シングルモ-ド光ファイバを多数回巻回したファイバコイルと、ファイバコイルの両端を結合し発光素子と受光素子に結合するファイバカップラと、ファイバコイルの中を左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉光の強度を検出する受光素子と、ファイバコイルの一端に設けられ伝搬光に対して角周波数Ωの正弦波状の位相変調を与える位相変調器とを含み、発光素子の光をファイバコイルの両端に入射しファイバコイルを右廻り光左廻り光として伝搬させこれを合一し干渉光の強度を受光素子で検出し、受光素子の出力を位相変調と同じ周波数の基本波成分またはそのn倍高調波成分によって同期検波して、基本波成分またはn倍高調波成分が1次またはn次のベッセル函数を係数として含むことを利用して回転角速度を求める位相変調方式の光ファイバジャイロにおいて、位相変調器の変調振幅をΩよりも低い角周波数Ωa で振幅変調し、受光素子出力の直流成分、基本波成分、高調波成分を求め、これらの成分の内、2倍高調波成分を、さらに振幅変調の角周波数Ωa で同期検波し、この成分を一定値にするように位相変調器の変調度を決定し、基本波、3倍高調波または基本波と3倍高調波の和によって位相差Δθを求めるようにしたことを特徴とする光ファイバジャイロ。

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