Pat
J-GLOBAL ID:200903002956919604

薬注率自動決定装置と自動決定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994002911
Publication number (International publication number):1995204412
Application date: Jan. 17, 1994
Publication date: Aug. 08, 1995
Summary:
【要約】【目的】原水の水質変動に迅速に対応し信頼性の高い装置および方法とする。【構成】装置の主要部を、攪拌槽,定量給水部,攪拌機,排水部,pH制御部,計測部,凝集剤注入部および制御用コンピュータから構成し、この装置を用いた第一の薬注率自動決定方法は、フロックの平均粒径があらかじめ設定した良好な処理水質を得るフロック粒径より小さいとき薬注率を増加させ、大きいとき薬注率を減少させて、薬注率を自動的に調節する。第二の方法は、フロック粒径が最大となる攪拌機の回転数を定め、薬注率を調整してフロック粒径を所定の大きさに戻す操作を、攪拌機の回転数の変化によるフロック粒径の変動がなくなるまで繰り返し、最適薬注率を決定する。第三の方法は、フロック粒径と溶解性有機物紫外吸光度を同時に計測し、設定フロック粒径以上および溶解性有機物紫外吸光度以下となるように、凝集剤の注入率を自動調整して薬注率を決定する。
Claim (excerpt):
浄水プラントの凝集沈殿処理過程における薬注率を決定する装置であって、原水を一定の流量で攪拌槽に流入させる定量給水部と、前記攪拌槽に挿入され回転速度の変更可能な攪拌機と、前記攪拌槽内の液量を一定に保持する排水部と、前記攪拌槽内のpHを一定値に保持するpH制御部と、前記攪拌槽内で生成する凝集体(以下、フロック)の粒径,溶解性有機物紫外吸光度を測定する計測部と、タンク内に収容した凝集剤の量を可変として前記攪拌槽内に注入可能な凝集剤注入部と、前記計測部からのフロック粒径,溶解性有機物紫外吸光度の測定データに基づき自動的に凝集剤の注入率を調整するプログラムを内蔵する制御用コンピュータとを備えたことを特徴とする薬注率自動決定装置。
IPC (3):
B01D 21/30 ZAB ,  B01D 21/01 ZAB ,  C02F 1/52 ZAB

Return to Previous Page