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J-GLOBAL ID:200903003032881259

均一微細孔を持つ多孔質炭素成型体およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 加藤 孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996018327
Publication number (International publication number):1997188565
Application date: Jan. 09, 1996
Publication date: Jul. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 均質な炭素で構成された均一微細孔を持つ多孔質炭素成型体、ならびに重質油またはそれから得られる低軟化点ピッチ等の安価な原料を使用し、簡便な手段で上記成型体を得る方法を与える。【解決手段】 特定性状の重質油またはそれから得られる低軟化点ピッチを原料とし、これを粒子、粉末または繊維状に賦形した後、特定の溶剤で軽質成分を抽出して高軟化点ピッチを得、これを酸素を含む雰囲気下で不融化したものをフィラーとし、不融化処理前の高軟化点ピッチをバインダーとして使用し、フィラーとバインダーとの均一混合物である成型原料を得、これを成型後、酸素を含む雰囲気下で不融化し、さらに不活性雰囲気下で焼成、炭化する。
Claim (excerpt):
H/C原子比が0.8〜1.2の範囲にある重質油から得られる温度勾配法軟化点が180°C以上、300°Cまでの加熱減量が5重量%以下であって、BTX溶剤不溶分を実質的に含まない高軟化点ピッチを不融化した不融化物をフィラーとし、H/C原子比が0.8〜1.2の範囲にある重質油から得られる温度勾配法軟化点が180°C以上、300°Cまでの加熱減量が5重量%以下であって、BTX溶剤不溶分を実質的に含まない高軟化点ピッチをバインダーとして使用し、成型して成型体とし、これを不融化、炭化することにより得られる、窒素吸着を用いたBET法による比表面積が300m2/g以上であり、かつ、中心細孔径が10Å以下の均質な炭素で構成された均一微細孔を持つ多孔質炭素成型体。
IPC (4):
C04B 35/52 ,  C01B 31/02 101 ,  C10C 3/04 ,  C10C 3/10
FI (5):
C04B 35/52 A ,  C01B 31/02 101 A ,  C10C 3/04 A ,  C10C 3/04 F ,  C10C 3/10

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