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J-GLOBAL ID:200903003059152976
脂肪組織由来の間質細胞に関する多様な中胚葉系統分化能およびその使用
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
奥山 尚一 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000249591
Publication number (International publication number):2001103963
Application date: Aug. 21, 2000
Publication date: Apr. 17, 2001
Summary:
【要約】【課題】 脂肪組織由来の間質細胞を、造血支持間質細胞および骨格筋型と平滑筋型の両者の筋細胞に分化させる方法および組成物を提供すること。【解決手段】 脂肪組織由来の間質細胞を、造血支持間質細胞に分化させる場合は造血成長因子または外因性造血成長因子の間質細胞発現を誘導することができる成長因子または薬剤もしくはそれ自身は非ペプチドの因子、骨格筋の筋細胞に分化させる場合は間質細胞を骨格筋の筋細胞に分化させるのに十分な量の5'アザシタジンまたはアンホテリシンあるいはそれらの両方あるいは他の薬剤、平滑筋の筋細胞に分化させる場合は間質細胞を平滑筋筋細胞または筋線維芽細胞に分化させるのに十分な量のトランスフォーミング成長因子βまたは他のペプチド成長因子と、間質細胞の成長を維持することができる培地とを含む組成物中で脂肪組織由来の間質細胞を培養することにより分化させる方法を提供する。
Claim (excerpt):
脂肪組織由来の間質細胞を、骨髄系統経路またはB系統リンパ経路に沿って増殖および分化する造血支持間質細胞に分化させるための培地であって、分化を刺激するのに十分な量で存在する下記の成分(i)0%〜20%のウシ胎児血清と、(ii)抗生物質と、(iii)インターロイキン類と、(iv)幹細胞因子と、(v)flt3リガンドと、(vi)マクロファージ-コロニー刺激因子と、(vii)顆粒球-単球コロニー刺激因子と、(viii)エリスロポイエチンと、(ix)トロンボポイエチンと、(x)オステオプロテゲリンリガンドと、(xi)デキサメタゾンと、(xii)ヒドロコルチゾンと、(xiii)1,25ジヒドロビタミンD3と、(xiv)2-メルカプトエタノールとを有するかまたはこれらによって補給された化学的に規定された培地を含むことを特徴とする培地。
IPC (3):
C12N 5/02
, C12N 5/06
, C12Q 1/68
FI (3):
C12N 5/02
, C12Q 1/68 A
, C12N 5/00 E
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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J.Clin.Invest., Vol.84,No.5(1989), p.1663-1670
-
Endocrinology, 199804, Vol.139, No.4, 2092-2101
-
Stem Cells, 1998, Vol.16, No.6, 404-412
-
J. Immunol., 19870215, Vol.138, No.4, 1082-1087
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