伸びフランジ性に優れた高炭素冷延鋼板の製造方法

Inventor： , , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：中濱泰光
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2001196995
Publication number (International publication number)：2003013144
Application date： Jun. 28, 2001
Publication date： Jan. 15, 2003
Summary：

【要約】【課題】長時間を要する多段階焼鈍を用いることなく製造でき、打抜き端面の割れが発生しにくい伸びフランジ性に優れた高炭素冷延鋼板を提供する。【解決手段】 Cを0.2〜0.7質量%含有する鋼を、仕上温度 (Ar3変態点-20°C)以上で熱間圧延した後、冷却速度120°C/秒超かつ冷却停止温度650°C以下で冷却を行い、次いで巻取温度600°C以下で巻取り、酸洗後、冷圧率30%以上で冷間圧延を行い、焼鈍温度600°C以上Ac1変態点以下で焼鈍する。さらに、炭化物平均粒径を0.1μm以上2.0μm未満、炭化物を含まないフェライト粒の体積率を15%以下に制御する。さらに、冷却停止温度600°C以下、巻取温度500°C以下、あるいは、炭化物を含まないフェライト粒の体積率を10%以下とする。酸洗後の熱延鋼板を焼鈍することもできる。

Claim (excerpt)：

Cを0.2〜0.7質量%含有する鋼を、仕上温度(Ar3変態点-20°C)以上で熱間圧延した後、冷却速度120°C/秒超かつ冷却停止温度650°C以下で冷却を行い、次いで巻取温度600°C以下で巻取り、酸洗後、冷圧率30%以上で冷間圧延を行い、焼鈍温度600°C以上Ac1変態点以下で焼鈍することを特徴とする伸びフランジ性に優れた高炭素冷延鋼板の製造方法。

IPC (2)：

C21D 9/46 , C22C 38/00 301

FI (2)：

C21D 9/46 G , C22C 38/00 301 S

F-Term (23)：

4K037EA01 , 4K037EA07 , 4K037EA15 , 4K037EA23 , 4K037EA25 , 4K037EA27 , 4K037EA28 , 4K037EB08 , 4K037EB09 , 4K037FA03 , 4K037FB00 , 4K037FC02 , 4K037FD04 , 4K037FE01 , 4K037FE02 , 4K037FE06 , 4K037FF02 , 4K037FG00 , 4K037FG01 , 4K037FJ04 , 4K037FJ05 , 4K037JA06 , 4K037JA07

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (6)

特開昭62-284019
特開平4-116137
特開昭63-183129

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