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J-GLOBAL ID:200903003240881955

マルチスライス型X線CT装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999306429
Publication number (International publication number):2001120534
Application date: Oct. 28, 1999
Publication date: May. 08, 2001
Summary:
【要約】【課題】 マルチスライス型X線検出器のスライス方向の計測データを効率良く取り込むことができるX線CT装置を提供する。【解決手段】 本発明では、マルチスライス型X線検出器と検出回路部との間にスイッチ回路を設け、X線検出器のX線検出素子(Nチャンネル×Mスライス)で計測された計測データの検出回路部への取込み範囲をFOVの大きさに対応してスイッチ回路にて制御する。このとき、検出回路部へのデータ取込み量は、例えば半分のN×Y(=M/2)に制限している。図示の例では、FOVが小さいため、チャンネル方向の計測範囲を半分のN/2チャンネルにし、代りにスライス方向の計測範囲を2倍の2Yとしている。このため、X線検出器の1チャンネル分の計測データを2回に分けてYスライス分ずつ順次検出回路部に取り込むようにスイッチ回路にて制御され、合計N回の取込みにてN×Yのデータが取りこまれる。
Claim (excerpt):
X線源と、チャンネル方向及びスライス方向の両方向に複数個のX線検出素子を配列したマルチスライス型X線検出器と、X線源から放射されるX線ビームのチャンネル方向幅及びスライス方向厚さを制限するX線コリメータと、X線検出器の計測データの前処理を行う検出回路と、検出回路の出力を画像処理装置に伝送する伝送回路と、計測データに基づきCT画像を再構成する画像処理装置と、X線源とX線検出器を対向して配置して搭載し、被検体の周りを回転する走査機構部と、各機器を制御する制御装置とを具備するマルチスライス型X線CT装置において、前記検出回路は前記X線検出器のX線検出素子数と同数又はそれ以下の検出回路素子を持ち、前記X線検出器と前記検出回路との間には前記X線検出素子の出力を前記検出回路素子へ接続する複数個のスイッチ素子から成るスイッチ回路、又は/及び前記検出回路と前記伝送回路との間には前記検出回路素子からの出力を、選択して前記伝送回路に送る伝送選別機構が配設され、前記スイッチ回路のスイッチ素子による接続、又は/及び前記伝送選別機構による検出回路素子の選択が、計測する有効視野又は被検体の大きさに対応して行われることを特徴とするマルチスライス型X線CT装置。
F-Term (11):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093BA07 ,  4C093CA27 ,  4C093EA02 ,  4C093EB18 ,  4C093FA32 ,  4C093FA34 ,  4C093FE13 ,  4C093FE24 ,  4C093FF27

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