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J-GLOBAL ID:200903003246158031

誘導炉用内張り材

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大矢 須和夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997093207
Publication number (International publication number):1998267554
Application date: Mar. 26, 1997
Publication date: Oct. 09, 1998
Summary:
【要約】【課題】 高温下でのスラグ落し作業という悪環境下での3K作業の軽減ができ、炉が正常で操炉ができ、能力を十分発揮でき得る状態が維持でき、効率良く生産することが可能な誘導炉用内張り材を提供すること。【解決手段】 炭化珪素質材、ムライト質材、溶融石英質材、天然珪石質材でこの4者の合量が90重量%以上で構成された耐火材に水と硬化剤および必要ならば解膠剤を添加した原料を用いてあらかじめ、誘導炉の炉底部に相当する内張り部を型枠を用いて成形し、脱型後、熱処理で気孔率15%以下とした一体成形定形耐火物2を誘導炉底部の最下部と乾式不定形耐火物4で打設し、側壁部を乾式不定形材3で施工してなる底部多層構造とした誘導炉用内張り材を提供する。【効果】 炉壁の亀裂発生発達が軽減し炉の寿命延長もなく良好な効果が得られた。スラグ付着の軽減と炉壁材の損傷も小さく安全な操業、3K作業の改善が得られ、耐用向上につながって溶解効率の改善となり生産コストの引下げに大きく貢献できる。
Claim (excerpt):
炭化珪素質材25〜55重量%、ムライト質材10〜55重量%、溶融石英質材5〜35重量%、天然珪石質材10〜30重量%でこの4者の合量が90重量%以上で構成された耐火材に水と適宜の硬化剤および必要ならば解膠剤を添加、混練した原料を用いてあらかじめ誘導炉の炉底部30mm以上で炉底部の厚みの50%迄に相当する内張り部を型枠を用いて成形し脱型後1000°C以下の熱処理を施こし気孔率15%以下とした一体成形定形耐火物を誘導炉底部の最下部を一般に使用されているアルミナ-ムライト-炭化珪素質の乾式不定形耐火物で打設し、その上部に炉底部稼動層として施工した後、炉本体内に鋼製の型枠を挿入設置し側壁部を乾式不定形材で施工してなる底部多層構造としたことを特徴とする誘導炉用内張り材。
IPC (3):
F27D 1/00 ,  C04B 35/18 ,  C04B 35/565
FI (3):
F27D 1/00 D ,  C04B 35/18 Z ,  C04B 35/56 101 B

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