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J-GLOBAL ID:200903003596136901

既存建物の免震化工法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森 哲也 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996043189
Publication number (International publication number):1997235889
Application date: Feb. 29, 1996
Publication date: Sep. 09, 1997
Summary:
【要約】【課題】施工期間の短縮化、施工費用の低減を図りながら上層階の地震力を減衰することが可能な既存建物の免震化工法を提供する。【解決手段】地下1階の周囲の地盤14を掘削して掘削空間にピット擁壁32を構築する。そして、地下1階の柱26aの途中に、支承装置34を設置する設置空間36を形成し、柱26aが負担していた既存建物10の鉛直荷重を、地下1階の鉄筋コンクリート壁18aに受け持たせる。そして、設置空間に、水平方向に弾性変形可能な前記支承装置34を設置する。また、地下1階の前記壁のコンクリートを破砕して水平方向に開口部を形成し、縦筋37をむき出し状態とする。そして、前記縦筋の全てを下部側で切断する。そして、所定本数の縦筋の切断端部を開口部の下面に固定した複数の鋼管38内部に挿入し、これら鋼管内部に挿入した縦筋を鋼棒ダンパ37bとし、残りの縦筋を予備ダンパ37aとする。
Claim (excerpt):
中低層の既存建物に、免震装置を新たに設置する工法であって、特定の下層階の柱の途中に、支承装置を設置する設置空間を形成し、前記柱が負担していた前記既存建物の鉛直荷重を、前記特定の下層階の鉄筋コンクリート製の壁に受け持たせる工程と、前記設置空間に、水平方向に弾性変形可能な前記支承装置を設置する工程と、前記特定下層階の前記壁のコンクリートを破砕して水平方向にスリット状に開口する開口部を形成し、この開口部内に、前記コンクリート内部に定着されていた複数本の縦筋をむき出し状態として鉛直方向に延在させる工程と、前記複数本の縦筋の全てを下部側で切断して前記支承装置に前記既存建物の鉛直荷重を導入するとともに、所定本数の縦筋の切断端部を前記開口部の下面に固定した複数の鋼管内部に挿入し、これら鋼管内部に挿入した縦筋を、地震発生時の水平方向の入力によって塑性変形する鋼棒ダンパとし、残りの縦筋を予備ダンパとする工程と、を備えたことを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (5):
E04G 23/02 ,  E02D 27/34 ,  E04H 9/02 ,  E04H 9/02 321 ,  E04H 9/02 331
FI (5):
E04G 23/02 D ,  E02D 27/34 B ,  E04H 9/02 ,  E04H 9/02 321 F ,  E04H 9/02 331 A

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