Pat
J-GLOBAL ID:200903003599787687

セルロースの混合脂肪酸エステルの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳川 泰男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996216672
Publication number (International publication number):1998045804
Application date: Jul. 30, 1996
Publication date: Feb. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 様々な種類の有機溶媒に溶解することが可能であり、かつセルローストリアセテートと同程度またはそれ以上の物性を有するセルロースの混合脂肪酸エステルを製造する。【解決手段】 硫酸を触媒として、セルロースを無水酢酸および炭素原子数が3以上の有機酸またはその無水物とエステル化反応させ、セルロースの水酸基がアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基で置換されており、アセチル基の置換度(DSace)と炭素原子数が3以上のアシル基の置換度(DSacy)とが、下記式(I)〜(III)を満足するセルロースの混合脂肪酸エステルを製造する方法であって、上記エステル化反応の最高温度を35乃至50°Cに調整する。(I) 2.0<DSace≦2.95(II)0.05<DSacy≦0.8(III) 2.6<DSace+DSacy≦3.0
Claim (excerpt):
硫酸を触媒として、セルロースを酢酸または無水酢酸および炭素原子数が3以上の有機酸またはその無水物とエステル化反応させ、セルロースの水酸基がアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基で置換されており、アセチル基の置換度(DSace)と炭素原子数が3以上のアシル基の置換度(DSacy)とが、下記式(I)〜(III)を満足するセルロースの混合脂肪酸エステルを製造する方法であって、上記エステル化反応の最高温度を35乃至50°Cに調整することを特徴とするセルロースの混合脂肪酸エステルの製造方法。(I) 2.0<DSace≦2.95(II)0.05<DSacy≦0.8(III) 2.6<DSace+DSacy≦3.0
IPC (4):
C08B 3/16 ,  B01J 27/02 ,  C09K 3/10 ,  C07B 61/00 300
FI (4):
C08B 3/16 ,  B01J 27/02 X ,  C09K 3/10 Z ,  C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

Return to Previous Page