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J-GLOBAL ID:200903003948877001

リン酸型燃料電池

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 木内 光春
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997112282
Publication number (International publication number):1998302816
Application date: Apr. 30, 1997
Publication date: Nov. 13, 1998
Summary:
【要約】【課題】 反応ガスの出口側端部の低温領域におけるリン酸蒸気の凝縮量を増加させることにより、電圧特性を高く維持しながら、しかも長時間の運転が可能な、信頼性の高いリン酸型燃料電池を提供する。【解決手段】 冷却板4とガス供給板9は、冷却板4の冷却水入口がガス供給板9の空気出口側端部に位置し、冷却板4の冷却水出口がガス供給板11の空気入口側端部に位置するように配置され、これにより、ガス供給板9の空気出口側端部に低温領域10が形成される。ガス供給板9に形成された複数のガス供給溝11は、従来と同様の断面積を有する標準溝11aと、低温領域10に相当する空気出口側端部に設けられた拡大溝11bから構成される。拡大溝11bは、標準溝11を形成する複数のリブ12の空気出口側端部を一つおきに切り取り、この切除部を介して2本の標準溝11aを合流させることにより、形成される。
Claim (excerpt):
リン酸を含浸した電解質層とこの電解質層に接する面に触媒層が成層担持された一対の電極からなる単電池と、この単電池の一対の電極にそれぞれ接して配置された複数のガス供給溝を有する一対のガス供給板と、隣接するガス供給板間に配置されたガス区分用のセパレータとを複数積層し、冷却板を介挿してなる電池スタックを備え、前記一対のガス供給板の中から選択された1以上のガス供給板の反応ガス出口側端部に前記冷却板を利用して低温領域が設けられたリン酸型燃料電池において、前記一対のガス供給板の中から選択された1以上のガス供給板は、複数のガス供給溝の断面積の総和が、反応ガス入口側端部よりも反応ガス出口側端部で大きくなるように構成されたことを特徴とするリン酸型燃料電池。
IPC (2):
H01M 8/02 ,  H01M 8/18
FI (3):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/02 H ,  H01M 8/18

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