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J-GLOBAL ID:200903003998638504

焼却灰や飛灰の溶融に際して生じる排ガスからの重金属類の回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 明田 莞
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995177727
Publication number (International publication number):1997024240
Application date: Jul. 13, 1995
Publication date: Jan. 28, 1997
Summary:
【要約】【課題】 焼却灰や飛灰の溶融に際して生じる排ガス中の飛灰から重金属類を低コストで、かつリサイクルし易いように回収する。【解決手段】 焼却灰や飛灰の溶融に際して生じる飛灰を含む排ガスを湿式スクラバー2に導入し、湿式スクラバー2内における洗浄により捕捉した飛灰や揮散る重金属類を、洗浄により生じる塩酸を含む洗浄排水にて低コストで溶解し、この洗浄排水にNaHSまたはNa2 SおよびNaOHを添加してpHを0.4未満に調整してCu成分を多く含む重金属を一次沈澱槽3で分離して濾過する。次いで、濾過水を二次沈澱槽5に送り、pHを0.4以上に調整して(Pb+Zn)成分を多く含む重金属を分離して濾過することにより、リサイクルし易いCu成分を多く含む一次回収物と、(Pb+Zn)成分を多く含む二次回収物とを得ることができる。
Claim (excerpt):
溶融炉または高温加熱炉で焼却灰や飛灰等を溶融処理するに際して発生する排ガスから重金属類を回収する飛灰からの重金属類の回収方法において、前記排ガスを湿式スクラバーにより洗浄し、洗浄後の排ガスを排ガス処理装置に導入して処理する一方、洗浄により生じる洗浄排水に水硫化ソーダまたは硫化ソーダ等の硫化物および苛性ソーダ等のアルカリ剤を添加してpHを0.4未満に調整し、このpH調整液から分離した分離物を濾過すると共に、濾過水に順次前記硫化物とアルカリ剤とを供給してpHを調整し、pH調整の都度分離する分離物を濾過することによりそれぞれ特定の重金属類を多く含む分離物を回収することを特徴とする焼却灰や飛灰の溶融に際して生じる排ガスからの重金属類の回収方法。
IPC (5):
B01D 53/64 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 7/00 ZAB
FI (5):
B01D 53/34 136 Z ,  F23G 7/00 ZAB F ,  B01D 53/34 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 L

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