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J-GLOBAL ID:200903004140634698

ピリジンの新規な二環式誘導体、それらの製造法、得られる新規な中間体、それらの薬剤としての使用及びそれらを含有する製薬組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993032410
Publication number (International publication number):1994001789
Application date: Jan. 29, 1993
Publication date: Jan. 11, 1994
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、ピリジンの新規な二環式誘導体、それらの製造法及びそれらを含有する製薬組成物を提供する。【構成】 本発明の二環式化合物は、次式(I)【化1】[ここで、A及びBの一方は窒素原子、他方は炭素原子を表わし、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル又はシクロアルキルアルキル基を表わし、R1 、R2 、R3 及びR4 は各種の基を表わし、R5 は2価アルキレン又は-C(=O)-基を表わし、Yは-Y1 -B-Y2 基を表わす]を有する。これらの化合物はアンジオテンシンII受容体に対する拮抗性を有する。
Claim (excerpt):
次式(I)【化1】[ここで、A及びBの一方は窒素原子を表わし、他方は炭素原子を表わし、点線はピリジニル環が飽和又は不飽和であり得ることを示し、Rは、多くとも6個の炭素原子を含有する置換されていてもよい直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル、アルケニル若しくはアルキニル基、3〜7個の炭素原子を含有するシクロアルキル基又は4〜10個の炭素原子を含有するシクロアルキルアルキル基を表わし、R1 、R2 、R3 及びR4 は、同一であっても異なっていてもよく、a)-(CH2 )m1-S(O)m2-X-R14基{ここで、m1は0〜4の整数を表わし、m2は0〜2、好ましくは2の整数を表わす。この基は、m1が0と異なるときは、X-R14がアミノ基(多くとも6個の炭素原子を含有するアルキル又はアルケニル基及びフェニル基(これらの基はそれ自体ハロゲン原子、ヒドロキシル基、多くとも4個の炭素原子を含有するアルキル及びアルコキシ基、トリフルオルメチル基、遊離の、塩形成された若しくはエステル化されたカルボキシ基、シアノ及びテトラゾリル基のうちから選択される1個以上の基で置換されていてもよい)のうちから選択される1又は2個の基で置換されていてもよい)を表わすか、或いはm1の値が何であろうとも、R14が多くとも6個の炭素原子を含有する直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル若しくはアルケニル基又はアリール基(これらの基はそれ自体ハロゲン原子、ヒドロキシル基、多くとも4個の炭素原子を含有するアルキル及びアルコキシ基、トリフルオルメチル基、遊離の、塩形成された、エステル化された若しくはアミド化されたカルボキシ基、シアノ及びテトラゾリル基のうちから選択される1個以上の基で置換されていてもよい)を表わし且つXが単結合又は下記の基:-N(R15)-、-N(R15)-CO-、-N(R15)-CO2 -、-N(R15)-CO-N(R16)-及び-N(R15)-S(O)m3-を表わし、或いはX-R14が次式【化2】(ここで、R15及びR16は同一であっても異なっていてもよく、水素原子を表わすか又はR14の意味のうちから選択され、m3は0〜2の整数であり、式【化3】の基は下記のe)において示す意味を有する)の基を表わすようなものである}、b)水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、スルホニル、ホルミル、ベンゾイル基、多くとも12個の炭素原子を含有するアシル基、又は遊離の、塩形成された、エステル化された若しくはアミド化されたカルボキシ基、c)多くとも6個の炭素原子を含有する置換されていてもよい直鎖状又は分岐鎖状のアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アシルオキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル又はアルキルスルホニル基、d)シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、アリールスルフィニル又はアリールスルホニル基(ここで、アルキル及びアルケニル基は直鎖状又は分岐鎖状であり、多くとも6個の炭素原子を含有する。これらのアリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、アリールスルフィニル又はアリルスルホニル基はこのアリール基が5若しくは6員の単環式基又は8〜14員の縮合環よりなる基を表わすようなものであり、そしてこれらの基は酸素、窒素及び硫黄原子のうちから選択される1個以上のヘテロ原子を含有でき、またこれらの基の全ては置換されていてもよい)、e)次式【化4】(ここで、R17、R6 及びR7 又はR8 及びR9 は、同一であっても異なっていてもよく、・水素原子、・多くとも6個の炭素原子を含有するアルキル又はアルケニル基(これらはハロゲン原子、ヒドロキシル基又は多くとも6個の炭素原子を含有するアルコキシ基で置換されていてもよい)、・前記のような-(CH2 )m1-S(O)m2-X-R14基、・アリール又はアリールアルキル基(ここで、アルキル基は直鎖状又は分岐鎖状であり、多くとも6個の炭素原子を含有する。これらのアリール及びアリールアルキル基はこのアリール基が5若しくは6員の単環式基又は8〜14員の縮合環よりなる基を表わすようなものであり、そしてこれらの基は酸素、窒素及び硫黄原子のうちから選択される1個以上のヘテロ原子を含有でき、またハロゲン原子、ヒドロキシル、ニトロ基、多くとも6個の炭素原子を含有するアルキル、アルケニル、アルコキシ及びアシル基、遊離の、塩形成された、エステル化された若しくはアミド化されたカルボキシ基のうちから選択される1個以上の基で置換されていてもよい)を表わし、或いはR6 及びR7 又はR8 及びR9 は、それぞれ、それらが結合している窒素原子と一緒になって、5若しくは6員の単環式基又は8〜14員の縮合環よりなる基(これらの基は酸素、窒素及び硫黄原子のうちから選択される1個以上のヘテロ原子を含有でき、またハロゲン原子、ヒドロキシル、ニトロ基、多くとも6個の炭素原子を含有するアルキル、アルケニル、アルコキシ及びアシル基、又は遊離の、塩形成された、エステル化された若しくはアミド化されたカルボキシ基のうちから選択される1個以上の基で置換されていてもよい)を形成し、或いはR8 及びR9 は、同一であっても異なっていてもよく、多くとも6個の炭素原子を含有するカルボン酸から誘導されるアシル基を表わす)の基を表わし、R5 は多くとも4個の炭素原子を含有する直鎖状若しくは分岐鎖状の2価アルキレン基又は-C(=O)-基を表わし、Yは-Y1 -B-Y2 基{ここで、Y1 は5若しくは6員の単環式アリール基又は8〜10員の縮合環よりなる基(これらの基は酸素、窒素及び硫黄原子のうちから選択される1個以上のヘテロ原子を含有でき、またR1 、R2 、R3 又はR4 によって表わし得る基のうちから選択される1個以上の基で置換されていてもよい)を表わし、BはY1 とY2 との間の単結合か又は下記の2価基の一つ:-CO-、-NH-CO-、-CO-NH-若しくは-O-(CH2 )n -(ここでnは0〜3の値を表わす)を表わし、Y2 は、B及びY2 の意味がY1 と同一であろうと又は異なろうともY1 について定義した意味を表わすか或いはBが単結合を表わす場合は水素原子、シアノ基、遊離の、塩形成された、エステル化された若しくはアミド化されたカルボキシ基、テトラゾリル基又は前記のような-(CH2 )m1-S(O)m2-X-R14基を表わす}を表わす]の化合物[この式(I)の化合物はその全ての可能なラセミ体、エナンチオマー及びジアステレオマー異性体の形態にある]並びに式(I)の化合物の無機及び有機酸又は無機及び有機塩基との付加塩。
IPC (4):
C07D471/04 106 ,  C07D471/04 108 ,  A61K 31/435 ABU ,  A61K 31/435 AEQ
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
  • 特開昭59-204191
  • 特開昭63-225376
  • 特開平4-018091
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Cited by examiner (12)
  • 特開昭59-204191
  • 特開昭59-204191
  • 特開昭63-225376
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