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J-GLOBAL ID:200903004444399288
安定化済みカルボキシル化セルロースを製造するための方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002165568
Publication number (International publication number):2003073402
Application date: Jun. 06, 2002
Publication date: Mar. 12, 2003
Summary:
【要約】【課題】 繊維強さと重合度とをあまり犠牲にしていない熱安定でかつ光安定なカルボキシル化セルロース繊維を、環境に優しい化学薬品を使用して製造する方法を提供することである。【解決手段】 触媒量の立体的に込み合った環状オキサンモニウム塩を第1酸化剤として、また過酸及びハロゲン化物塩を第2酸化剤として水性環境中で使用することを含む方法である。オキサンモニウム化合物は、対応するアミン、ヒドロキシルアミン、及びニトロキシル化合物からインシトゥで形成してよい。酸化セルロースを次に、D.P.低下及び色戻りに対して安定化するために、酸性条件下で酸化剤の例えば亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素/過酸化水素混合物、または過酸を用いてさらに処理する。他には、還元剤の例えば水素化ホウ素ナトリウムを用いて処理してよい。
Claim (excerpt):
オキサンモニウム窒素に隣接する炭素原子にはα-水素置換が無くかつ立体的に込み合った複素環式オキサンモニウム塩類、こうしたオキサンモニウム塩類の対応するアミン類、ヒドロキシルアミン類、及びニトロキシド化合物、並びにこれらの混合物からなる群から選択される十分な量の第1酸化剤と、過酸及びアルカリ金属ハロゲン化物塩から選択される十分な量の第2酸化剤とを、水性懸濁液中でセルロース繊維と反応させることで該セルロース繊維を酸化して、前記セルロース中で少なくとも2meq/100gというカルボキシル置換の増大を引き起こすことと;カルボキシル化繊維を、酸化剤及び還元剤からなる群から選択される安定化剤を用いて水性懸濁液中でさらに処理して、分子鎖の切断を引き起こす傾向のあるセルロース置換基を除去することで、前記カルボキシル化繊維を重合度(D.P.)低下及び色劣化から保護することと;を含む、繊維質カルボキシル化セルロースを製造する方法。
IPC (2):
FI (2):
F-Term (11):
4C090AA05
, 4C090BA29
, 4C090BB02
, 4C090BB12
, 4C090BB36
, 4C090BB52
, 4C090CA34
, 4C090DA28
, 4L055AF10
, 4L055AF44
, 4L055FA04
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