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J-GLOBAL ID:200903004795597817
車輌用摩擦クラッチ
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
青山 葆
, 河宮 治
, 大森 忠孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002165972
Publication number (International publication number):2004011764
Application date: Jun. 06, 2002
Publication date: Jan. 15, 2004
Summary:
【課題】車輌用摩擦クラッチにおいて、カム用ボール及びカム斜面を利用することによりバックトルクリミッタの作動の円滑性を保つと共に、簡単な構造によりバックトルクリミッタの機能を適正な状態に保つ。【解決手段】クラッチハブを、出力側固定ハブ体16と、軸芯方向移動可能な入力側可動ハブ体17に分割し、両ハブ体16,17間に、カム用ボール30及びカム溝32よりなるバックトルクリミッタを備える。各ハブ体16,17の端面に径方向のロック溝41,42を形成すると共に両ロック溝41,42にロックピン44を係合し、ロック溝41の径方向外方端部に周方向の逃げ溝43を延設する。所定回転速度以下の時はロックピン44により両ハブ体16,17間をロックし、所定回転速度を越える時はロックピン44が逃げ溝43内を移動し、両ハブ体16,17を相対回転させるリミッタ解除機構を備える。【選択図】 図5
Claim (excerpt):
エンジン側に連結されたクラッチ入力側のクラッチアウターと、車輪側に連結されたクラッチ出力側のクラッチハブとの間に、入力側摩擦板と出力側摩擦板を介装し、プレッシャプレートで上記摩擦板を軸方向に押圧することにより、両摩擦板間を接続する車輌用摩擦クラッチにおいて、
クラッチハブを、クラッチ出力軸に直結される固定ハブ体と、出力側摩擦板を保持すると共に固定ハブ体に対し軸芯方向移動可能かつ相対回転可能な可動ハブ体に分割し、
両ハブ体間には、カム用ボール及びカム斜面よりなるバックトルクリミッタであって、固定ハブ体が可動ハブ体に対しクラッチ回転方向側に相対的に回転した時に可動ハブ体をプレッシャプレート側に移動させてクラッチを切断するバックトルクリミッタを備え、
両ハブ体の軸方向に対向する端面に径方向に延びるロック溝を形成すると共に両ロック溝内に転がり可能なロック部材を移動可能に係合し、一方のロック溝の径方向外方端部に周方向の逃げ溝を延設し、クラッチ出力軸が所定回転速度以下の時にはロック部材により両ハブ体間を相対回転不能にロックし、所定回転速度を越える時にはロック部材が遠心力により逃げ溝内に移動して、両ハブ体間の相対回転を許すリミッタ解除機構を備えていることを特徴とする車輌用摩擦クラッチ。
IPC (3):
F16D13/52
, F16D19/00
, F16D43/16
FI (3):
F16D13/52 C
, F16D19/00
, F16D43/16
F-Term (17):
3J056AA33
, 3J056AA37
, 3J056AA60
, 3J056AA62
, 3J056BA03
, 3J056CB14
, 3J056CB19
, 3J056CB23
, 3J056GA02
, 3J056GA13
, 3J068AA02
, 3J068AA05
, 3J068BA12
, 3J068BB03
, 3J068CA06
, 3J068GA09
, 3J068GA19
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
-
クラッチ装置のバックトルクリミッタ機構
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平10-221673
Applicant:ヤマハ発動機株式会社
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