定着金物

Inventor：
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：渡辺昇
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996332975
Publication number (International publication number)：1998159257
Application date： Nov. 28, 1996
Publication date： Jun. 16, 1998
Summary：

【要約】【課題】ネジ鉄筋と定着金物との間の螺合クリアランスにグラウトを確実に充填できるようにする。【解決手段】定着金物10は、内周に雌ネジ部11aを有する筒部11と、この筒部11の一端に設けられた円板形状のベース12とを、備えている。ベース12は、閉塞部13と鍔部14とを有している。閉塞部13と筒部11の交差部には、複数の係止凸部15が、周方向に等間隔をなして設けられている。この係止凸部15は傾斜した係止面15aを有している。定着金物10をネジ鉄筋20の端部に螺合する際に、ネジ鉄筋20の端が係止凸部15の係止面15aに当たって閉塞部13に至らず、ネジ鉄筋20の端面と閉塞部13との間に隙間30が形成される。閉塞部13に形成されたグラウト注入口13aから注入されたグラウトは、この隙間30を通って筒部11とネジ鉄筋との間の螺合クリアランスに充填される。

Claim (excerpt)：

(イ)ネジ鉄筋の端部に螺合する雌ネジ部を内周に形成してなる筒部と、(ロ)上記筒部の一端を塞ぐ閉塞部と、筒部の当該一端から径方向,外方向に延出される鍔部とを有し、この閉塞部にグラウト注入口を形成してなる板形状のベースと、を備えた定着金物において、上記ベースの閉塞部の上記筒部側の面、または筒部の奥端部の内周には、係止凸部が形成されており、この係止凸部により、ネジ鉄筋がベースの閉塞部に到達するのを阻止し、これらネジ鉄筋の端面と閉塞部との間に、ネジ鉄筋と筒部との間のクリアランスに連なる隙間を形成することを特徴とする定着金物。

IPC (2)：

E04C 5/12 , E04G 21/12 105

FI (2)：

E04C 5/12 , E04G 21/12 105 B

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (1)

主筋の定着構造
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平4-267474 Applicant：鹿島建設株式会社

Cited by examiner (1)

主筋の定着構造
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平4-267474 Applicant：鹿島建設株式会社

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