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J-GLOBAL ID:200903005150426550
新規ペプチド誘導体
Inventor:
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,
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高木 千嘉 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995501665
Publication number (International publication number):1996511018
Application date: Jun. 02, 1994
Publication date: Nov. 19, 1996
Summary:
【要約】本発明は式(I):A1-A2-NH-(CH2)n-Bおよび式(V);A1-A2-NH-(CH2)n-B-D〔ここでA1は下記式(IIa)、(IIb)、(IIc)、(IId)、(IIe)の構造断片を示し、A2は式(IIIa)、(IIIb)、(IIIc)の構造断片を示し、Bは式(IVa)、(IVb)、(IVc)、(IVd)の構造断片を示す〕で表されるトリプシン様セリンプロテアーゼの新規な拮抗阻害剤、それらの合成、それらを活性成分として含有する医薬組成物および関連する疾患の予防および治療のためのトロンビン阻害剤、抗凝固剤および抗炎症剤としてのそれらの用途に関する。さらに新規化合物および医薬化合物の合成における化合物、特にその新規な構造断片の新規用途も記載されている。
Claim (excerpt):
一般式 A1-A2-NH-(CH2)n-B 式I 〔式中、 A1は式IIa、IIb、IIc、IIdまたはIIe で表される構造断片を示し、上記式中、 kは0、1、2、3または4であり; mは1、2、3または4であり; qは0、1、2または3であり; R1はH、炭素原子1〜4個を有するアルキル基またはR11OOC-アルキル-(ここでアルキル基は炭素原子1〜4個を有し、カルボニル基に対してα位に置換されることもあり、そのα置換基は基R17-(CH2)p-であり、ここでpは0、1または2でありそしてR17はメチル、フェニル、OH、COOR12、CONHR12であり、ここでR12はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基であり、そしてR11はHまたは炭素原子1〜6個を有するアルキル基である)を示し、または R1はPh(4-COOR12)-CH2-(ここでR12は前述の定義を有する)を示し、または R1はR13-NH-CO-アルキル-(ここでアルキル基は炭素原子1〜4個を有し、カルボニルに対してα位に炭素原子1〜4個を有するアルキル基で置換されることもあり、そしてR13はH、炭素原子1〜4個を有するアルキル基または-CH2COOR12であり、ここでR12は前述の定義を有する)を示し、または R1はR12OOC-CH2-OOC-アルキル-(ここでアルキル基は1〜4個の炭素原子を有し、カルボニルに対してα位に炭素原子1〜4個を有するアルキル基で置換されることもあり、そしてR12は前述の定義を有する)を示し、または R1はR14SO2-、Ph(4-COOR12)-SO2-、Ph(3-COOR12)-SO2-、Ph(2-COOR12)-SO2-(ここでR12は前述の定義を有しそしてR14は炭素原子1〜4個を有するアルキル基である)を示し、または R1は-CO-R15(ここでR15は炭素原子1〜4個を有するアルキル基である)を示し、または R1は-CO-OR15(ここでR15は前述の定義を有する)を示し、または R1は-CO-(CH2)p-COOR12(ここでR12は前述の定義を有しそしてpは0、1または2である)を示し、または R1は-CH2PO(OR16)2、-CH2SO3Hまたは-CH2-(5-(1H)-テトラゾリル)(ここでR16は各場合独立していて、H、メチルまたはエチルである)を示し; R2はH、炭素原子1〜4個を有するアルキル基またはR21OOC-アルキル-(ここでアルキル基は炭素原子1〜4個を有し、R21はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基である)を示し; R3は炭素原子1〜4個を有するアルキル基(このアルキル基は1個以上のフッ素原子を担持することもある)を示し、または R3はシクロペンチル、シクロヘキシルまたはフェニル基(これらは炭素原子1〜4個を有するアルキル基で置換されることもある)を示し、または R3はOR31基(ここでR31はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基である)で置換されたフェニル基を示しそしてkは0または1であり、または R3は1-ナフチルまたは2-ナフチル基を示しそしてkは0または1であり、または R3はシス-またはトランス-デカリン基を示しそしてkは0または1であり、または R3は4-ピリジル、3-ピロリジルまたは3-インドリル(これらはOR31基で置換されることもあり、ここでR31は前述の定義を有する)を示しそしてkは0または1であり、または R3はSi(Me)3またはCH(R32)2(ここでR32はシクロヘキシルまたはフェニル基である)を示し; R4はH、炭素原子1〜4個を有するアルキル基、シクロヘキシルまたはフェニル基を示し; A2は式IIIa、IIIbまたはIIIc で表される構造断片を示し、ここで上記式中、 pは0、1または2であり; mは1、2、3または4であり; Yはメチレン基を示し;または Yはエチレン基を示しそして得られる5員環は1個以上のフッ素原子、1個のヒドロキシル基または1個のオキソ基を4-位に担持していることもありまたは不飽和であることもあり、または Yは4-位にヘテロ原子官能性を有して、-CH2-O-、-CH2-S-、CH2-SO-を示し、または Yはn-プロピレン基を示しそして得られる6員環は1個のフッ素原子、1個のヒドロキシル基または1個のオキソ基を5-位に、2個のフッ素原子を4-または5-位の一方に担持していることもありまたは4-および5-位が不飽和であることもあり、または炭素原子1〜4個を有するアルキル基を4-位に担持していることもあり、または Yは-CH2-O-CH2-、-CH2-S-CH2-、CH2-SO-CH2-を示し、または Yは-CH2-CH2-CH2-CH2-を示し; R3は前述の定義を有し; R5はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基を示し、または R5は-(CH2)p-COOR51(ここでpは0、1または2でありそしてR51はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基である)を示し; nは0、1、2、3または4であり; Bは式IVa、IVb、IVcまたはIVd で表される構造断片を示し、ここで上記式中、 rは0または1であり; X1はCH2またはNHを示すかまたは存在しない; X2はCH2、NHまたはC=NHを示し; X3はNH、C=NH、N-C(NH)-NH2、CH-C(NH)-NH2、CH-NH-C(NH)-NH2またはCH-CH2-C(NH)-NH2-を示し; X4はCH2またはNHを示し; X5はC(NH)-NH2またはNH-C(NH)-NH2を示し; X6はCHまたはNを示し; R6はHまたは炭素原子1〜4個を有するアルキル基である〕で表される化合物もしくはその立体異性体またはその生理学的に許容しうる塩。
IPC (12):
C07K 5/062
, A61K 38/55 ABE
, A61K 38/55 ACB
, C07C237/12
, C07C257/18
, C07D205/04
, C07D207/09
, C07D211/26
, C07D239/12
, C07K 1/10
, C07K 5/065
, C07K 5/078
FI (12):
C07K 5/062
, C07C237/12
, C07C257/18
, C07D205/04
, C07D207/09
, C07D211/26
, C07D239/12
, C07K 1/10
, C07K 5/065
, C07K 5/078
, A61K 37/64 ACB
, A61K 37/64 ABE
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