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J-GLOBAL ID：200903005150853238

含クロム溶鋼の脱炭精錬法

Inventor： 中尾 隆二 ,  田中 重典 ,  森重 博明 ,  岩崎 央 ,  沖森 麻佑巳
Applicant, Patent owner： 新日本製鐵株式会社
Agent (1)： 大関 和夫
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994121586
Publication number (International publication number)：1995331322
Application date： Jun. 02, 1994
Publication date： Dec. 19, 1995
Summary：

【要約】【目的】 溶鋼中の〔Cr〕酸化を抑え、かつ不活性ガスの使用量を極力抑えて、効率よく脱炭を行い、精錬コストの低減をはかる。【構成】 含クロム溶鋼の浴面上および浴面下より酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合ガスを吹込む脱炭精錬法において、さらに吹込みガスとしてCO2 ガスを混合し、下記(1)〜(4)式よりCO2 ガスの分解率を求め、該分解率が30%以下となるようにCO2 ガスを混合して吹込む。R:CO2 ガスの分解率(%) R’≦0の場合は R=0 ・・・・・・・・・・・・・・(1) R’>0の場合は R=R’・・・・・・・・・・・・・・(2) R’=-120log〔〔C〕/P3 〕-40・・・・・・(3) P=1.4Q02/(1.4Q02+Qd )・・・・・・・・・(4)〔C〕:溶鋼中〔C〕濃度(mass%)Q02:CO2 ガスの混合のない場合の酸素ガスの吹込み流量(Nm3 /Hr)Qd :CO2 ガスの混合のない場合の不活性ガスの吹込み流量(Nm3 /Hr)

Claim (excerpt)：

含クロム溶鋼の浴面上および浴面下より酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合ガスを吹込む脱炭精錬法において、さらに吹込みガスとして二酸化炭素ガスを混合し、かつ溶鋼中[C]濃度に応じて、前記酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスにおける混合率を変えることによって、下記(1)式、(2)式、(3)式および(4)式より規定される二酸化炭素ガスの分解率を調整することを特徴とする含クロム溶鋼の脱炭精錬法。R:二酸化炭素ガスの分解率(%) R’≦0の場合は R=0 .............................................(1) R’>0の場合は R=R’.............................................(2) R’=-120log[[C]/P3 ]-40 ..................(3) P=1.4QO2/(1.4QO2+Qd )..............................(4)[C]:溶鋼中[C]濃度(mass%)QO2:二酸化炭素ガスの混合のない場合の酸素ガスの吹込み流量(Nm3 /Hr)Qd :二酸化炭素ガスの混合のない場合の不活性ガスの吹込み流量(Nm3 /Hr)

IPC (3)：

C21C 7/068 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/072