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J-GLOBAL ID:200903005170079784

剛度の強化された多層積層紙及び多層積層平板製品の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 湯浅 恭三 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992149822
Publication number (International publication number):1993230787
Application date: Apr. 23, 1992
Publication date: Sep. 07, 1993
Summary:
【要約】【目的】 多層積層紙及び多層積層平板製品の剛度向上に際し、製紙機械操置上において、層形成基材の脱水をおこない、新たなる層形成基材の展延供給以前に、少なくとも約8パーセントの濃度に上昇させて、剛度の向上を達成することを目的とする。【構成】 望ましき層形成用繊維基材の濃度は、パルプを170°C乃至250°Cの温度範囲にて水の存在下に少なくとも約0.1分間加熱処理したパルプの使用により、容易に達成することが出来る。この際、パルプの水分保持量は低減する。又、加熱処理パルプはそれ自体剛度の高い多層積層製品を与え、層形成用繊維の高濃度への濃縮が可能となり、更なる剛度向上を推進助長する。
Claim (excerpt):
セルロース繊維を、それぞれ約4パーセント以下含有する第1及び第2のセルロース繊維の水性スラリーを提供し、前記第1の水性繊維スラリーを多孔質支持体上に、1つの層として沈着させ、前記多孔質支持体上に保持された第1スラリー化繊維層を提供し、ついで、前記第1スラリー化繊維層をその濃度が少なくとも約8%の積層になるまで脱水し、支持体上に第1形成用繊維層とし、次にこの第1形成用繊維層上に第2層形成用繊維スラリーを沈着させ、第1形成用繊維層上に保持された第2スラリー化繊維層とし、次に、前記第2スラリー化繊維層を脱水して前記第1形成用繊維層上に第2形成用繊維層とし、しかる後、第1及び第2形成用繊維層を更に脱水し、第1層及び第2層の界面に沿って相互に結合した第1及び第2の重ねられた脱水繊維層を提供することからなる、セルロース繊維から多層積層紙或は多層積層板製品を製造する方法。
IPC (3):
D21F 11/04 ,  D21H 27/30 ,  D21J 1/00

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