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J-GLOBAL ID:200903005219307680

環状オレフィン系樹脂層を有する多層圧延シート

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994280656
Publication number (International publication number):1996142289
Application date: Nov. 15, 1994
Publication date: Jun. 04, 1996
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、圧延時に環状オレフィン系樹脂層に割れなどを生じることなく製造することができ、かつ透明性・防湿性に優れ、しかも靱性にも優れた環状オレフィン系樹脂層を有する多層圧延シートを提供する。【構成】 本発明に係る環状オレフィン系樹脂層を有する多層圧延シートは、2層の樹脂層からなり、一方の樹脂層が特定の環状オレフィン系樹脂[A]からなる原反シートあるいは少なくとも3層の樹脂層からなりかつ[A]層を中間層として有する原反シートを圧延することにより得られることを特徴としている。他の樹脂層は、α-オレフィン(共)重合体からなることが好ましい。本発明では、環状オレフィン系樹脂[A]のガラス転移温度Tgは50°C以上であってもよい。
Claim (excerpt):
2層の樹脂層からなり、一方の樹脂層が、[A]下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および[A-4] から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂からなる原反シートを圧延することにより得られる環状オレフィン系樹脂層を有する多層圧延シート;[A-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または正の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記開環重合体または共重合体[A-2]の水素化物 、および[A-4] 上記[A-1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性物。
IPC (8):
B32B 27/32 ,  B29C 55/18 ,  C08F210/02 MJR ,  C08F232/08 MNV ,  C08G 61/08 NLG ,  C08F255/00 MQG ,  B29K 45:00 ,  B29L 9:00

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