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J-GLOBAL ID:200903005223527504

動力伝達装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 落合 健 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993030528
Publication number (International publication number):1994241287
Application date: Feb. 19, 1993
Publication date: Aug. 30, 1994
Summary:
【要約】【目的】 プラネタリギヤ式変速機構の伝達軸を支持するために該伝達軸とサンギヤとの間に介装されるベアリングを廃止し、そのベアリングに給油する油路の形成による伝達軸の強度低下を回避する。【構成】 動力伝達装置のケーシング13,14,15の内部に収納されるプラネタリギヤ式変速機構10は、ギヤケース26、プラネタリギヤキャリヤ34、プラネタリギヤ37L 、リングギヤ38L 、サンギヤ41L 及び伝達軸33を備える。伝達軸33はサンギヤ41L と一体のスリーブ40L の内部にベアリングを介さずに遊嵌されており、伝達軸33の支持は、その端部に固着したクラッチガイド54L をボールベアリング65を介してケーシング15に支持することにより行われる。
Claim (excerpt):
ケーシング(14,13;15,16)内に第1のベアリング(27,32)を介して回転自在に支持したギヤケース(26)と、ギヤケース(26)の内周に形成したリングギヤ(38L ,38R )と、ギヤケース(26)の中心に同軸に配設したサンギヤ(41L ,41R )と、ギヤケース(26)及びサンギヤ(41L ,41R )の中心を相対回転自在に貫通する伝達軸(33)と、ギヤケース(26)内に位置するように伝達軸(33)に固定したプラネタリギヤキャリヤ(34)と、プラネタリギヤキャリヤ(34)に支持されてリングギヤ(38L ,38R )及びサンギヤ(41L ,41R )に噛合するプラネタリギヤ(37L ,37R )と、サンギヤ(41L ,41R )をケーシング(14,13;15,16)に固定する固定手段(28;45L ,45R )とよりなるプラネタリギヤ式変速機構(10)を備え、ギヤケース(26)に入力された動力を伝達軸(33)の両端から左右一対の第1及び第2の油圧クラッチ(11L ,11R )を介して左右一対の第1及び第2の出力軸(12L ,12R )にそれぞれ出力させる動力伝達装置において、伝達軸(33)をサンギヤ(41L ,41R )の中心に遊嵌させるとともに、伝達軸(33)の両端に固定した第1及び第2の油圧クラッチ(11L ,11R)の入力側部材(54L ,54R )を、それぞれ第2のベアリング(65)を介してケーシング(14,13;15,16)に回転自在に支持したことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2):
F16H 1/38 ,  B60K 17/344
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開昭63-162335
  • 特開平2-051644
  • 特開平2-186152

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