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J-GLOBAL ID:200903005292302328

ボールエンドミル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991306394
Publication number (International publication number):1993138425
Application date: Nov. 21, 1991
Publication date: Jun. 01, 1993
Summary:
【要約】【目的】 ボールエンドミルの切刃内周端部の欠損を防止し、かつ加工面の面粗度を向上させる。【構成】 工具本体11のチップ挿入溝12、13に、超高硬度焼結体と高硬度焼結体とを積層した曲刃チップ19、20をろう付け接合する。チップ19の内周端は回転中心P0を越えて所定量eだけ突出させ、チップ20の内周端は上記突出量eに相当する量だけ回転中心P0から離間させる。チップ19の内周側に切欠部29を形成し、これにより切刃25の内周側に回転中心P0から離れるシンニング刃30を形成する。チップ19の突出量eは0.5mm〜D/5mm(D:切刃外周端の回転直径)の範囲に設定する。シンニング刃30の内周端P2とチップ20の内周端P3との距離fは1.5mm以内とする。
Claim (excerpt):
軸線回りに回転せしめられる工具本体の先端部にチップ挿入溝が形成され、このチップ挿入溝の少なくとも先端側には超高硬度焼結体と高硬度焼結体とを積層してなる複合チップが、その超高硬度焼結体の表面を上記工具本体の回転方向へ向かって露出させた状態でろう付け接合され、この複合チップの工具先端側を向く端面と上記超高硬度焼結体の表面との交差稜線部が切刃とされてなるボールエンドミルであって、上記複合チップは、その内周端が上記工具本体の回転中心を越えて反対側へ突出する主刃チップと、その内周端が上記工具本体の回転中心から離間する副刃チップとに分けて設けられ、上記主刃チップの内周端の上記工具本体の回転中心からの突出量は、上記切刃の外周端の回転直径をDとしたときに、0.5mm〜D/5mmの範囲に設定され、上記主刃チップの上記切刃が形成される稜線部の内周側には、当該主刃チップの上記超高硬度焼結体の表面から陥没する切欠部が形成され、この切欠部によって上記切刃の内周側に上記工具本体の回転中心から離間するシンニング刃が形成され、このシンニング刃の内周端に対する上記副刃チップの切刃の内周端の離間量が1.5mm以内に設定され、ていることを特徴とするボールエンドミル。

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