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J-GLOBAL ID:200903005504597587

燃料電池用ガス拡散電極の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992145515
Publication number (International publication number):1994020709
Application date: Jun. 05, 1992
Publication date: Jan. 28, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 高い起電力を示すプロトン移動タイプの固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極製造方法の提供。【構成】 室温条件下乾燥状態で膜厚が50〜150μm、イオン交換容量が0.83〜1.43ミリ当量/gのテトラフルオロエチレン単位と側鎖にスルホン酸基を有するパーフルオロビニルエーテル単位からなるコポリマーの陽イオン交換膜を作り、予め白金触媒を被覆した微粒子の炭素粒子と上記のコポリマーと同一のものを溶解した低級アルコールを主体とする溶液とを均一に混合して、上記の交換膜に塗布し、乾燥し、混合物中の溶媒を充分に除去した後、上記のコポリマーの軟化温度より10°C以上低い温度でホットプレスを行い、上記の交換膜と新たに生成した電極触媒層とを充分に圧着結合せしめ、希硫酸または希塩酸水溶液に浸漬して、スルホン酸基全体をH形に変えた、固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法。
Claim (excerpt):
陽イオン交換膜面上に電極触媒物質とバインダーとの混合物を塗布してホットプレスすることにより前記陽イオン交換膜面上に電極触媒層を設ける工程を含む固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法において、陽イオン交換膜として、テトラフルオロエチレン単位と側鎖にスルホン酸基を有するパーフルオロビニルエーテル単位からなる下記構造式(1) または(2)【化1】(XはNaまたはKを表し、kは約2.1 〜約7.4 であり、mは約3.8 〜9.1 であり、l及びnは正の数を表す)のパーフルオロスルホン酸基を有するコポリマーからなり、室温条件下乾燥状態で膜厚が50〜150μm 、イオン交換容量が0.83〜1.43ミリ当量/g(乾燥樹脂)である陽イオン交換膜を使用し、電極触媒層を設ける工程が、予め白金触媒を被覆した微粒子状の炭素粒子と上記構造式(1) または(2) を有しXがHであるパーフルオロスルホン酸系コポリマーを溶解した低級アルコールを主体とする溶液を均一に混合した混合物を調製し、その後混合物中のパーフルオロスルホン酸系コポリマーを陽イオン交換膜のスルホン酸基がK形の場合にはK形に、またNa形の場合にはNa形に変換してから前記陽イオン交換膜の表面の片面または両面に均一に塗布し、室温で自然乾燥するかまたは塗布後直ちに室温下30mmHg以下の圧力下において減圧乾燥し、混合物中の溶媒を充分に除去した後、前記陽イオン交換膜のK形またはNa形のパーフルオロスルホン酸系コポリマーの軟化温度より10°C以上低い温度でホットプレスを行い、電極触媒層と陽イオン交換膜を充分に圧着結合せしめ、電極触媒層を結合した陽イオン交換膜を希硫酸または希塩酸水溶液に浸漬して、全体をH形に変えることからなることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散電極の製造方法。
IPC (4):
H01M 8/02 ,  C08J 5/22 101 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開昭58-197678
  • 特開昭61-067789
  • 特開平3-208262

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