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J-GLOBAL ID:200903005556111089

超音波検査装置及び超音波検査方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋本 正実
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992239734
Publication number (International publication number):1994088812
Application date: Sep. 08, 1992
Publication date: Mar. 29, 1994
Summary:
【要約】【目的】 電子走査式超音波検査装置で超音波反射源の位置を正確に求める。【構成】 アレイ探触子1から被検体2に超音波を送信する際、超音波を集束、あるいは目的の方向に超音波を伝播させるために各素子に必要な送信タイミングを送信遅延時間回路4で与える。被検体2内の反射源からの反射波は、アレイ探触子1で受信され、受信遅延回路5に送られる。受信遅延回路5では、各受信信号に同位相となるのに必要な遅延時間を与えた後、加算し、伝播時間測定器7では超音波の伝播時間を測定する。一方、予め測定した遅延時間誤差を、遅延時間誤差記憶器8に記憶され、偏心量計算器9は、遅延時間誤差に基づいて、超音波ビームのピーク位置を計算後、ピーク値を反射源位置補正器10に送る。反射源位置補正器10は、ピーク位置から超音波ビームの伝播方向を、そして伝播時間から距離を求め、求めた方向、距離に対応する位置を反射源の位置とする。
Claim (excerpt):
複数個の素子から成るアレイ探触子と、前記各素子を駆動して超音波の送受信を行う超音波送受信器と、前記各素子から超音波を送信するタイミングを与える送信遅延時間回路と、前記各素子で受信した超音波を合成加算するための受信遅延時間回路とを備える超音波検査装置において、予め求めておいた遅延時間誤差を記憶しておく遅延時間誤差記憶器と、該遅延時間誤差を入力値として各素子から送信された超音波の干渉計算により超音波ビームの偏心量を算出する偏心量計算器と、超音波を送信してから受信するまでの伝播時間を求める伝播時間測定器と、前記偏心量に基づいて補正した超音波ビームの方向と前記伝播時間に基づいて求めた伝播距離とから反射源の位置を求める反射源位置補正器とを設けたことを特徴とする超音波検査装置。

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