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J-GLOBAL ID:200903005595854480

超音波探傷方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三品 岩男 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993127395
Publication number (International publication number):1994337263
Application date: May. 28, 1993
Publication date: Dec. 06, 1994
Summary:
【要約】【目的】横波超音波を用いて厚肉鋼管などの被検材の内部の疵(欠陥)を外部から検査する超音波探傷方法に関し、被検材に斜めに入射する超音波のサイドローブにより発生する多重エコーによるノイズ信号を大幅に低減して、疵からの反射エコー信号をS/N比良く得て、疵の検査をする方法を実現する。【構成】広帯域探触子3は、疵からの反射エコーの振幅が最大となる探傷周波数f1と、多重エコーの振幅が大きく得られる探傷周波数f2(>f1)とで、同期信号の一周期毎に交互に励振される。これにより得られる受信信号は、広帯域受信器15を通して検波器16で検波され、アナログスイッチ17,18でそれぞれの探傷周波数の期間の検波信号が取り出され、遅延器19で同時化された後、差動増幅器22から疵からのエコー信号が明瞭に識別されて取り出される。
Claim (excerpt):
厚さと外径との比が所定値以上の厚肉鋼管に、探触子から超音波を斜めに入射することにより、該厚肉鋼管内から反射する横波超音波の反射エコーを受信して該厚肉鋼管の疵の検査を行う超音波探傷方法において、前記探触子として、広帯域の送受信周波数特性を持つ探触子を用い、該探触子の送受信周波数帯域内で、かつ、前記厚肉鋼管内の疵からの反射エコーの振幅が略最大となる第1の探傷周波数を持つ第1の送信信号と、該探触子の送受信周波数帯域内で、かつ、第1の探傷周波数と異なる周波数の第2の探傷周波数を持つ第2の送信信号とにより時分割的に該探触子を励振し、該第1の送信信号で励振した直後で該第2の送信信号で励振する前の期間の該探触子の第1の受信信号と、該第2の送信信号で励振した直後で該第1の送信信号で励振する前の期間の該探触子の第2の受信信号のうちの一方を遅延して、同時化を行った後、両受信信号を差動増幅して得た信号に基づいて、疵検査することを特徴とする超音波探傷方法。
IPC (3):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/04 502 ,  G01N 29/10 502

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